米国とイランの対立で中東情勢が一層緊迫する中、今日から安倍晋三総理大臣がイランを訪れ、最高指導者や大統領らと会談を行います。

安倍総理大臣が米国のトランプ大統領と日米同盟史上最高度の個人的信頼関係を築く一方、日本とイランは歴史的に友好関係を培ってきました。

現に私自身、三年前の二月、安倍総理の命により、外交担当総理大臣補佐官として各省庁の担当者を率い、テヘランを訪れました。来たるべき安倍総理大臣によるイラン訪問の地ならしを行うためでした。国際核合意締結に伴う経済制裁が解除された後の日本への期待は極めて高く、最高指導者外交顧問をはじめ、十数人の閣僚たちが会談に応じ、具体的な案件について熱心な意見交換を行いました。写真はその時のものです。


イランの他にも、トルコのエルドアン大統領、アラブ首長国連邦のムハンマド皇太子、イスラエルのネタニヤフ首相ら、中近東諸国の“強い指導者”たちと太い関係を持つ安倍総理大臣のイラン訪問に世界の耳目が集まっています。