34年前の春、大学を卒業して松下政経塾の門をくぐった私は、当時日米間で大きな懸案であった「半導体摩擦」の事例研究を同期生10人と共に行いました。同期生には、静岡市長の田辺信宏くん、越前市長の奈良俊幸くん、栃木県の名酒「惣誉」社長の河野遵くんらがいます。当時の指導教官が筑波大学助教授だった新進気鋭の政治学者・蒲島郁夫先生です。いまは熊本県知事として、熊本地震の復旧・復興や“くまモン”キャラクタによる経済振興などに目覚ましい実績を上げていらっしゃいます。昨日、蒲島郁夫先生と久しぶりに再会。国会事務所でしばし懐かしい昔話に花を咲かせました。三期11年間、あるべき地方自治の姿を追い求め続ける蒲島知事のいっそうのご活躍をお祈りいたします。


先週末は、日本宇宙フォーラムの創立25年記念式典が東京都内で開催され、長年にわたり日本の宇宙開発・利用政策に携わってきた私も招かれ祝辞を述べました。「次の50周年式典はいったいどこで行われるでしょうか。月面基地か、月近傍に建設される新たな国際宇宙ステーションか、はたまた火星基地か。これからも日本の宇宙政策を全力で推進します」と夢を語りました。JAXA理事で活躍中の若田光一宇宙飛行士とも再会しました。