ワシントンD.C.は寒さが増してきました。その中を、前回大統領選挙で共和党の予備選挙に立候補したマルコ・ルビオ上院議員、下院外交委員会や軍事委員会の小委員長たち、政権に強い影響力があるヘリテージ財団のフールナー会長らと相次いで会談しました。


ホワイトハウスでは、ペンス副大統領の首席エコノミストにアジア太平洋担当特別補佐官、そしてNSC(国家安全保障会議)日本部長と別々に意見交換を行いました。連邦政府機関閉鎖の影響はホワイトハウスにまで及び、普段の入り口や検問所は通行止め。寒い強風が吹き付ける中を震えながら外で待たされました。


韓国海軍レーダ照射事案を会談相手すべてに事実を正確かつ客観的に説明しました。複数の連邦議員からは「自分ができることはしてみたい」と約束してくれました。私の主張をよく理解して支持してくれたという印象を持ちました。トランプ大統領に近いある人物は、文在寅政権が日米韓三ヶ国連携から離脱することを懸念し、欧州連合(EU)から離脱する国民投票を可決した英国の「Brexit(ブリグズィット)」に習い、「Korexit(コリグズィット)」と表現。また、“対中強硬派”として知られるルビオ上院議員とは、中国の脅威に対して日米が何をすべきか有意義な意見交換ができました。

これから帰国の途につきます。