午前は自治会長さんらと一緒に安佐北区倉掛学区と狩小川学区の被災地を歩きました。倉掛のようにしっかりと計画的に設計・施工された大規模な住宅団地でも、山際では土石流が発生していたことに驚きました。「小河原のたまご」として有名な小河原養鶏場に通じる橋や道路が寸断され、給餌・給油、出荷、鶏糞処理に甚大な影響が出ている現状も確かめました。


午後は、国土交通省中国地方整備局から建政部と太田川河川事務所長らが来所。大規模な土石流が発生した口田南における国の新たな事業につき説明を受けました。のちほど詳しい内容をお知らせいたします。


夕刻から夏まつり・盆踊りをハシゴする中で、今回は大きな被害がなかったとされる可部地域でも、あちらこちらで復旧の要望を受けました。


地元から伺った要望はその場で直ちに国、広島県、広島市へ連絡しました。


【本日の視察中に決定したこと】

☆壊滅的な被害を受けた井原の中川農園の復旧支援策の説明と、農事組合法人小河原養鶏組合の被害状況把握と復旧対策のため、7日(火)に農林水産省から職員を派遣


【本日の視察中に要望したこと】

☆倉掛二丁目で発生した土石流の撤去


【週明けに要望すること】

☆ 倉掛二丁目の土石流発生現場に治山ダムを建設

☆ 可部東の大谷山にある砂防ダムの浚渫と、新たな治山ダム建設

☆根谷川で発生した内水浸水被害の対策