昨日、JR西日本広島支社に大阪本社常務執行役員総合企画本部長、執行役員広島支社長らを訪ね、鉄橋が落下するなど甚大な被害が出た芸備線の一日も早い全線運転再開を要望しました。


要望活動には、安芸高田市から浜田一義市長、先川和幸市議会議長ら、安佐北区の白木町からは溝口光明・三田地区町内会連合会長ら、高陽地域からは土井澄男・高陽地区町内会自治会連合会協議会長ら、合わせて30数名がご参加。木島丘広島市議、伊藤昭善広島市議、宍戸邦夫安芸高田市議、児玉史則安芸高田市議も同行されました。


甲田町、向原町、志屋、井原、高南、三田、狩留家、小河原、上深川、深川、落合東、口田の町内会・自治会・地域振興会、小中高PTA、社会福祉協議会、体育協会、子ども会、老人クラブ、女性会、JA、商工会、観光協会、保育所、医療法人など273にのぼる団体長から取りまとめた要望書を私からJR西日本に手渡しいたしました。その後、三地区の代表者から「豪雨災害をきっかけに赤字路線である芸備線が廃止されることが絶対ないようにしていただきたい」、「広島市内の会社に通う重要な交通手段。運転が休止されて以来、時間とお金が嵩むようになった」、「夏休み明けの代行バスの運行にあたって、生徒たちの利便性に配慮していたたい」と切実な願いが出されました。


自民党議員連盟の議員立法により、JR西日本のように全体収支が黒字の鉄道会社でも、被災した路線が過去3年間赤字であれば、国や地方自治体が財政支援できるようにする『鉄道軌道整備法』の改正が先の通常国会で実現しました。今後、この制度の活用を国土交通省とJR西日本に働きかけ、住民の皆さまの通勤・通学・通院の生活の足である芸備線の一日も早い運転再開を実現してまいります。

http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000001822.html