安佐北区の狩留家と三田の境で国の直轄管理区間と県の管理区間に分かれている一級河川「三篠川」。国の直轄区間では17日(火)深夜0時までに、24時間突貫作業により、堤防侵食の応急復旧がすべて完了しました。それに引き換え、県管理区間では被害状況の把握すら十分に進んでいないことが、連日の私の現地視察で明らかになりました。


そこで私は、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE )を三篠川県管理区間に投入したり、県の応急復旧への助言・支援を行うよう、国土交通省に要望してきました。


その結果、人家が近接する次の7ヶ所(安佐北区白木町井原2ヶ所、安芸高田市向原町長田4ヶ所、向原町坂1ヶ所)において応急復旧工事を実施し、8月10日までに完了する見込みとの報告を受けました。


さらに、広島県が応急復旧対象に挙げていなかった、白木町の三田学区6ヶ所(上大椿歩道橋右岸、三田小学校左岸、三日市橋両岸、轟橋両岸)と高南学区2ヶ所(河原橋両岸)の堤防侵食等についても、被害の大きさを感じて早急な対策を講じるよう、国を通じた県への働きかけを行なっています。