22日(日)、広島県土木建築局砂防課長(国土交通省から出向)、広島県西部建設事務所次長らの案内で、安佐北区白木町井原「神ノ倉山」山腹で発生した地すべり現場を視察。渡辺典子県議が同行しました。


これまでの観測結果は以下の通りです。

①ドローンによるレーザ測量と現地調査による確認で、地すべり発生は3ヶ所。その他の箇所の斜面崩壊・土砂流出は拡大の可能性は低い。

②3ヶ所に抜き板、移動杭、伸縮計を設置し動態観測中。累積変位は認められない。


今後の方針は以下の通りです。

①監視カメラを設置。Webで監視する体制に。

②ボーリング調査を実施。地中変動計、自記水位計を設置。地中変動と地下水位を監視。

③調査結果を基に、地すべり対策工を実施。


私からは、避難住民の不安を解消するため、次の3点を要望しました。

①23日(月)からボーリング調査を実施

②早急に対策工を着工

③地元に対する情報提供のため、県職員を毎日巡回


現場に行く前に井原小学校に設けられた避難所を視察。県からの説明を聴き取るとともに、住民皆さまとの意見交換を行いました。


視察翌日には、大雨が降らない限り、地すべりが動き出す可能性はないとして、11日から発令されていた避難指示が解除、一部地区は避難勧告に切り替えられました。