たったいま、環境省の事務次官より「宅地など民地に流れ込んだ土砂・ゴミ・がれき・流木などの災害廃棄物を被災者自身が撤去する際にかかった費用を、環境省の補助金制度を導入し、費用全額を被災者に還付することで広島市と合意した」と連絡が入りました。


この環境省の補助金を活用するのに必要なのは次の2点です。


①今回の豪雨で発生した自宅敷地など民地にあるゴミ、流木、土砂の撤去に要した費用(例えば、知り合いの建設業者を雇った費用、自分で重機を借りた費用など)の領収書

②撤去作業を行った現場の写真


安佐北区在住の方は、これらを安佐北区役所維持管理課(082-504-2411)に持ち込んでください。広島市が窓口への周知徹底を行うとの報告を環境省から受けました。


もちろん、安佐北区だけでなく、広島市のすべての区役所に窓口が作られます。詳細はそれぞれの区役所にお問い合わせください。


4年前の「8.20.豪雨災害」では、何度働きかけを行っても、広島市はこの制度を導入してくれませんでした。


「被災者のために、国はやれることはなんでもやる」。一昨日私と面会した際、安倍総理大臣はこう決意を述べられました。広島市がなかなか動かないことに環境省も私も業を煮やし、今日私は、菅官房長官に直接要望しました。菅官房長官は、瞬時に私の目の前で、国と広島市とで至急協議するようにと内閣官房へ指示をしてくださいました。今回、4年越しで実現した背景は、安倍総理大臣、菅官房長官が強い指導力を発揮してくださったおかげです。発災直後の被災者にとって最大の問題である土砂撤去が、この制度の導入によって迅速に、そして全ての被災者に公平に行われることになります。


広島県下の各被災市町でも是非導入してもらいたいと、各方面に働きかけております。


皆さま、どうぞ積極的にご活用ください。