ワシントンDC滞在二日目と三日目が終わりました。新アメリカ安全保障センター(CNAS)において、『金正恩を甘く見るな〜20年後を見据える金正恩、一方でわれわれは?〜』と題して英語で講演と質疑応答を行いました。ワシントンを代表する各有力シンクタンクから有識者が詰めかけほぼ全員から質問が出されました。朝鮮半島情勢への関心の高さを感じるとともに、日本側の問題意識や懸念をしっかりと発信することができました。
トランプ大統領に近い連邦議員たちとも精力的に会談を重ねました。コットン上院軍事委小委員長、サリバン上院軍事委員、ルーニー下院外交副委員長、保守系議員集団「フリーダム・コーカス」を率いるメドウス下院議員ら。ホワイトハウスには、ペース国家宇宙会議事務局長を訪ねました。
南北首脳会談が始まりました。予測していた通りの「ド派手な政治ショー」の幕が上がりました。融和的な空気や甘い言葉に惑わされることなく、断固とした揺るぎない戦略的な外交を行うことでしか、日本に向けられた北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルの脅威を取り除くことはできません。
四日目の今日は、南北首脳会談の受け止めについて引き続き意見交換を行います。

自民・河井総裁外交特別補佐、「南北会談後の制裁緩和」に警戒感
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3351698.html
http://www.news24.jp/sp/articles/2018/04/26/04391625.html