昨日、安佐北区口田小学校にて、矢口川排水機場完成式が行われました。十年余りの間に三度も内水が溢れ浸水の被害に見舞われたJR芸備線安芸矢口駅から南の地区。平成二十二年7月梅雨前線による洪水では床上浸水18戸、床下浸水12戸、浸水面積4ヘクタールの被害が発生。私は被災直後に現地に入り、「雨が降るたんびに浸かるんは、もうウンザリじゃ」という地域の皆さまの切実で悲痛な叫びに数多く接しました。
あれから八年…。事業費約36億円の全額を国が負担し、従来の三倍の排水能力をもつ排水機場がこのたび完成。同じ規模の豪雨でも浸水が起きない想定です。太田川に注きこむ矢口川を管理する県と、防災調整池を改良した市との連絡調整は国が主導して行いました。また、一定の高さに満たない場合は、新しく居室を設けないようにする「地区計画」を住民と市が策定しました。
これからも地域の防災対策、まちづくりを私は全力で応援いたします。

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