『米国務長官解任 「バノン氏なきバノン氏路線」ひた走る』


米国トランプ大統領がティラーソン国務長官を解任したという速報が飛び込んできました。私は昨年十二月、大統領首席戦略官兼大統領補佐官を務めたスティーブ・バノン氏とワシントンD.C.および東京で三度にわたり長時間の会談を行った際、「近いうちにティラーソン国務長官解任必至」との情報を得ていました。さらに「コーエン国家経済会議議長もクリスマス休暇明けにホワイトハウスを去る」との情報ももたらされ、これもその通りになりました。


政権幹部の人事といい、中国からの鉄鋼・アルミへの報復関税措置といい、今秋中間選挙戦の戦略といい、バノン氏が私に語ってくれた予測はことごとく的中してきました。私には、いまのトランプ大統領は「バノン氏なきバノン氏路線」をひた走っているように見えて仕方がないです。


バノン氏はさらに別の政権高官の辞任も予測していましたが…。