数日前、突然家内から「私をスキーに連れてってぇー」。「えーっ⁈」。そんなことを言われたのは知り合ってから初めて。おそらく冬のオリンピックに触発されたのでしょう、実に単純ですが…。
慌てて、スキー場のメッカ・北広島町芸北の観光協会長を長らくお務めになった近藤さんにご相談。さっそく島根県境の芸北高原大佐スキー場の小笠原支配人さんをご紹介いただきました。
昨日早起きして、大雪の中をヒヤヒヤ進むことおよそ二時間。新雪が降り積もったばかりの白銀のゲレンデが現れました。スキー学校講師・溝本さんによる一時間あまりのわかりやすい初心者講習(まずは、スキー板の持ち方運び方履き方から)のあと、いきなりリフトに乗せられました。スキー板を履いたままでのリフトの乗り降りからして難しいんです。「里見尾根」から「プラッツ前ゲレンデ」を恐る恐る滑降しました。
私が最後にスキー場に行ったのは大学時代のこと。ゼミの悪友たちと五人でキツキツのおんぼろ中古車(宮本くんゴメン)に揺られて、あの新潟県苗場へ行きました。「バブルの時代」。あまりの大混雑にびっくりして、みんな“見学”だけで終わったような気がします。
帰りの車中で腿がパンパンに痛む私を横目に、すっかり味をしめた家内は、「ねえ、三月までにスキーもう二回くらい来たいね」と…。
(おまけ)このスキー場には、なぜかペンギンがいました。