「利便性の向上、道路渋滞の緩和、踏切事故の減少を」地元要望がついに実現へ

かねてより祇園学区、山本学区、春日野学区の各社会福祉協議会をはじめとする地元の皆さまから、JR可部線の下祗園駅に西口を設けることや線路を跨ぐ自由通路を整備する要望などが、広島市、西日本旅客鉄道株式会社、そして地権者である積水ハウス株式会社へ出されていました。JR下祗園駅は可部線の中では最も多い毎日およそ10,300人(平成27年実績)の方々が乗降していますが、その約八割は西側からです。ところが現在、駅舎改札口は東側のみであり、駅の西側からは狭隘な祇園踏切を通る必要があります。さらに西側には広島経済大学、AICJ中学・高等学校、祇園中学校、祇園小学校といった文教施設や大型商業施設が立地し、今後も利用者は増えることが予想されています。

私は三年前から国土交通省とJR西日本に対して地元要望の実現を粘り強く働きかけてきました。その結果、①JR西日本が国土交通省鉄道局の「次世代ステーション創造事業≪国が1/3補助≫」の活用を想定して、西口駅舎を新たに建設。さらに、現行の「島式ホーム」を撤去して上り下り別々の「相対式ホーム」を新設する(約11億円)、②広島市が国土交通省都市局の「社会資本整備総合交付金都市再生整備計画事業≪国が45%補助≫」の活用を想定して、既存の東口と新設の西口を結ぶ跨線自由通路(エレベータ付設)と、西口駅舎と最寄りの街路を結ぶ連絡道路を建設する(約11億円)ことの見通しがこの度固まりました。

私は今週月曜日(5日)に現地を視察。国土交通省中国運輸局、広島市、JR西日本広島支社から事業概要の説明を聴き取りました。平成30年度に基本設計を、平成31年度以降に実施設計、用地買収、工事を行う予定です。一日も早い下祗園駅の改良をめざして、これからも予算の獲得などに汗を流してまいります。


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