昨夜、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員・国家戦略特区ワーキンググループ委員らの会見をNHKライブ中継で見ました。実際に特区申請を審議して決定した民間議員らの言葉には、当事者としての責任感に裏打ちされた強い説得力がありました。さらに、既得権益を擁護しようとする「霞ヶ関」官僚に対して、民間議員や地方自治体首長らが如何に義憤を燃やしているか、言葉の端々によく表れた良い会見でした。説明と回答はどれも大変分かりやすく、極めて明快でした。会見をご覧になった皆さまは、疑問が解けたに違いないと考えます。
“加計学園問題”の本質は、既得権益を守旧しようとする業界団体・文部官僚などの抵抗勢力と、岩盤規制の撤廃に挑戦する諮問会議・首相官邸など改革勢力との戦いです。民進党が主張する国家戦略特区の廃止は、既得権益の擁護、役人天下りの復活、地域経済の弱体化、国際競争力の劣化などをもたらします。また、この問題を追及する人の中には、国家戦略特区の仕組みそのもの、成り立ちそのものをよく知らない方々もいるようです。昨日の会見で勉強されることをお薦めいたします。
下にNHKニュースを載せました。ぜひご覧ください。

特区諮問会議の民間議員が会見 前川前次官に反論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170627/k10011031421000.html

特区民間議員 獣医学部1校限定は獣医師会の要望
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170626/k10011031161000.html