日曜日は慌ただしい一日でした。午前、可愛らしい豆剣士の応援に安芸高田市の剣道大会へ。地域の健康・医療・福祉・介護を担う関係者が勢揃い安芸高田市健康フェスタ。今年も美しい風景を満喫した向原しょうぶまつり。その後、高速道路で安芸太田町に移動し、午後は、夏祭りが催行される堀八幡神社森脇宮司さんの前で“茅の輪くぐり”を行いました。つづいて、安佐南区に移動し、再現して十二回目“安の花田植え”に参加。今年も家内が早乙女を、私は早乙女さんに苗を手渡す“苗持ち”を行いました。会場は、近年続いた安東から安北の田に移動。観客は昨年よりもかなり増えたように見えました。大朝と芸北の飾り牛による例年より熱のこもった代掻き。新しい人たちが毎年加わる早乙女さんたち。伝統を復活した昔ながらの節回しの田植え唄。練習を重ねた柄振りに太鼓。そして私は、泥に足を取られ、ひっくり返りそうになるのを踏ん張って、早乙女さんの気持ちを先読みして苗を渡す役。どんなに忙しくても、仲間と共に田に入るひとときはかけがえのない良いものです。こうして年を追って、“安の花田植え”の魅力に取り憑かれ、いつの間にか“苗持ち”役では最古参になりました。
急いで背広に着替えて、夕刻からは、高陽地域と伴・大塚地域の「三矢会」国政報告会、そして花田植えの打ち上げをはしごしました。
どの行事にも毎年毎年訪問を重ねてきました。そこでいつもたくさんの方々の笑顔に接してきました。私にとって、ふるさとを守る原点はここにあるんだと、改めて強く感じました。