私の受刑生活について(初犯) 03 | Katsuhiro IKEGAMI(池上 勝浩)のブログ YouTubeは LIBERA0301 <以前はlibera0301>です。是非注目して下さい。

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1989年12月の仕事帰りに現世に於いて初めて不思議な白い光を一瞬、確かに目撃しました。
翌年にはテレパシーの受信をし始め、それから紆余曲折は、あったもののテレパシーによる意志の疎通は、
今も継続されています。
それらの相手は、プレアデス星人etc.なのです。

 

6年半と比較的長い期間の受刑でしたが、その私でさえ信じ難い内容の話を、他の受刑者からよく耳にしました。

■■大阪刑務所で受刑中に聞いた話。■■

 

■同室の人の本人自身から聞いた話で、その人は、何度も受刑している人物で受刑生活を、終え4日後に逮捕され再度、刑務所に舞い戻り、、受刑生活を、終え再度釈放され、また4日後に逮捕され受刑生活となった。そしてその受刑に於いて私と同室になった。


■受刑生活を、終え出所し、約24時間後に逮捕された人もいるらしく、約48時間後に逮捕された人もいる。


■私が大阪刑務所(初犯)で6年と半年を、過ごしている間に受刑→出所を繰り返し私の一度の受刑中に、三度受刑した人がいた。本人から直接聞いた話です。元同室の人で受刑生活を、送っているうちに再度、同じ工場でめぐり逢い、私が「一度出所しはったんですか?」と尋ねると、その人は、「いや、二度ですわ!」と語っていた。


■とある受刑者が「(俺は)ちょっと自転車一台盗んだだけやから(20万円相当の自転車)もう大丈夫!(もう刑務所に戻ってこない)」と語っていた。前刑は、バイクの盗犯でその人は、知的障害の人でした。少なくとも大阪刑務所に於いては、知的障害の人は、少なくないようです。知的障害者の人は、他の受刑者よりも余計に立ち直りに困難さがあると思います。

それらの似たような話を、よく耳にし、、
『その個人個人の問題、課題点が存在するために犯行を、行い逮捕され受刑した。。受刑したからと言っても多くの場合、自動的にそれらの認知の偏りや歪みや悪癖などは、自動修正されることなく、、
もう二度と刑務所に入らないという、しっかりとした理由、事由を、自ら心に働きかけ、作り上げなければならない!』といった考えに比較的早い段階で受刑中に至る。


■覚醒剤(シャブ)(シャブは、脳や身体に悪影響を、及ぼす毒物です。)やシンナー(シンナーの吸引も危険です。)の使用などで7回目の受刑であっても「池上さん、俺は、もう刑務所に入りません。」と語り次は、大丈夫と私に言い切っていたNさん。私の受刑生活中に先に出所したが再度逮捕され刑務所に舞い戻ってきていた。


■一般の方々の中にもおられるように受刑者も同じく縁起を担ぐ人が少なくないのかもしれません。

「刑務所から出所した時に後ろを振り返ると(刑務所を見返すと)また刑務所に舞い戻ってくる!」という話を、何人もの方から聞かされました。

本当にそうでしょうか??
『我々には、入所するだけの問題、課題点を、克服できずに多くの場合ただひたすら反社会的行為を、繰り返してきたのだから、それらを、自らの明確な意思を、伴わせ、刑務所内で行われている教育の助けを、得る、或いは、自発的に且つ継続的に学び、自らを、改善をしなければ、刑務所に舞い戻る可能性は、大きいままである。』

その様な甘えた且つ的はずれな縁起など担ぐべきでは、ないと強く感じました。


■私は、刑務所内で【教育】を、受けましたが同じ教育を、同じ犯罪の種類の者、8人で受けていました。その内の25%にあたる2名の人が、再犯を、すると言い切っていましたが、刑務所内に於いては、再犯を、実際に強くまた明確に考えている(計画している)者も少なくありませんでした。そのような人たちも少なくない人が仮釈をもらって出所していっている現実。

実例で言うと、、
ある同室のヤクザ(或いは、その時現在の時点に於いてヤクザと繋がりのある元ヤクザ)のその時現在で4度目の受刑の人が私に対し唐突に「池上さんは、全然分かってない!俺は、東野圭吾の『手紙』の小説を、読んで、シャバで待っている人がいかに苦しんでいたり悩んでいたりするのか分かったわ!」と語っていました。
また別の日には、、
「俺は糖尿病で刑務所内で本当に苦しんでいるから、もう刑務所に戻ってこない!今回でほんまに懲りたわ。」とも、、(大阪刑務所は、医務が高い=金銭的コスト面からなのか医務の治療や薬などの処方が放置される場合があり、また処方される薬も場合により質的に悪い為に刑務所内で生活する時には、辛く厳しい時がある。)

後から耳にした話ですがそれを、口にしていた人は、母親の遺産で大金をもっている同じくNさんに対して出所後にお金を貸してほしいと頼んでいたらしいです。その大金でシャブを、大量に入手し密売を、して儲けようとしていたみたいです。Nさんから聞いた話です。

 

■とある人は、平日の運動時間中に私に対して「もう私は、悪いことやめます!」と言い切っていました。

その人は、マンションの建物を、よじ登りある一定階数以上は、ベランダの窓の鍵を、かけてない方が多いらしく忍び込み盗みを、する人でした。クレジットカードなども利用できないが一応、盗んで30枚くらい貯まっていたが捨てていたようです。

しかし2週間くらいの後に同じく運動時間中に私に話しかけてきた時には、同室のヤクザの○○さんがそのクレジットカードを、(記憶は曖昧ですが確か、、)一枚2、3万円で買うと言われ、今まで全て処分していたクレジットカードで儲けられると知り、私に対して大きな声で「90万円ですよ~!」(←記憶は正確)と語り、改心の気持ちは、完全に吹き飛んでいったようです。

まさに懲りない面々ですね。


このような信じ難い、愚かな話や体験談を、聞かされ続け私の場合、入所して比較的早い段階で正しい方向性で受刑者として物事を捉えることに成功していったという訳です。

私の受刑生活を、振り返ると正に『人のふり見て我がふり直せ』の状態でした。罪名が違うことも多く相手の悪いところを客観視出来る心理を、結果的に改心していく為に利用していきました。