『ナオミとカナコ』奥田英朗著[28-32] | カツランナー もうひと花PROJECT

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38歳2児の父、京都府宇治市の市民ランナーです!
仕事や家庭と調和しながら、愛するランニングで花咲かせたい!そんな日々を綴っています。

マスオさんの読書ログラッシュマスオキラキラ


もう少し続きます!




マスオさん…ということですが、あまりストレスを感じずに過ごせているのは、とにもかくにも義理の両親あってのもの!


ということで、今回は義理の母フネからお借りした本です!




ナオミとカナコ/幻冬舎

¥1,836

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ドラマ化されていましたが、それは見ていませんでした。



夫からのDVに苦しむカナコが、親友のナオミと協力して夫の殺害を企てるという物語なのですが・・・



何というのか「みんな人間」なのであって・・・



犯罪者である2人の主人公の気持ちで書かれているので、どうしても気持ちとしてそちらに加担したくなり・・・


本来であれば主人公になるはずの「被害者」側が悪役なのですが、そちらの気持ちもわかる。



正義って何?

と考えさせられている中で際立つ、主人公を助ける在日中国人たちの極めてタフな生き様!



強くなければ生きていけない、優しくなければ生きてる意味がない


そんな言葉を実感として感じた作品でしたえっ