『氣の威力』『中村天風と植芝盛平』『氣の呼吸法』藤平信一著[28-27~29] | カツランナー もうひと花PROJECT

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38歳2児の父、京都府宇治市の市民ランナーです!
仕事や家庭と調和しながら、愛するランニングで花咲かせたい!そんな日々を綴っています。

マスオの読書ログマスオ



先ほど紹介した斎藤孝先生の『使える!孫子の兵法』に、こんな内容がありました。


「この人・この分野と思ったら、1冊ではなく10冊くらい読み込んで、その分野の達人になれ」



なるほどひらめき電球


と思い、10冊とはいかないまでも何冊かまとめて読んでみました!



氣の威力/幻冬舎
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中村天風と植芝盛平 氣の確立/東洋経済新報社

¥1,728

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氣の呼吸法―全身に酸素を送り治癒力を高める (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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内田樹さんの本を多く読むうちに、合氣道にとても興味を持つようになりました。

この藤平(とうへい)光一さんは、合氣道の開祖である植芝盛平氏から最高位である10段を受けた愛弟子で心身統一合氣道という新たな流派の創設者でもあります。

「氣」というと、これまでは超能力とかイリュージョンとか、そういう印象がありました(笑)

しかしそれは藤平氏自身が強く否定していることで、例えば人の体に触れずに倒すといったインチキ超能力と全く異なるものです。

むろん、怪しげな宗教とも全く違います。

氣が出ているということは「元氣であること」に近いそうです。

エネルギーに溢れているというなんでしょう。

体に力が入っていないリラックス状態こそ最も強い力が発揮でき、それは合氣道ならずともあらゆるスポーツやビジネスの場にも共通するそうです。

実際に、王貞治さんは藤平氏から合氣道の教えを受けたことがあの誰もが知る記録を作ったとおっしゃっています。

昨年、僕は北斗の拳の登場人物「トキ」のようなイメージのランナーになりたいと思って練習に取り組みました。

トキとは主人公ケンシロウや敵役ラオウのように力で押す「剛の拳」でなく、柔らかい動きで相手を制す「柔の拳」の使い手で、人格もとても柔らかく、それでいて芯の強い人物です。

作者がトキにどのような思いを馳せたのかは知りませんが・・・

で、そう思って取り組んだのが功を奏したのか、4年半越しの目標を達成することができました。

しかし、今が絶頂だとは思っていません。

年齢や仕事のことを考えても、ひたすら走りこむということは難しい以上・・・

無駄のない柔らかな走りをじっくりと身に着けていきたいと思います。

たぶん、現段階で納得してくれる人はほとんどいないでしょうが・・・

合氣道とランニング…つながると思うんですよねニコニコ