『日本の身体』内田樹著[28-22] | カツランナー もうひと花PROJECT

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38歳2児の父、京都府宇治市の市民ランナーです!
仕事や家庭と調和しながら、愛するランニングで花咲かせたい!そんな日々を綴っています。

まとめて読書ログ!



その2、大好きなテーマの対談集です!



日本の身体/新潮社
¥1,620
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哲学研究者であり、思想家であり、武道家でもある内田樹さんが、「日本人として身体を使うことの達人」12人と対談する本です。



合気道家・大相撲力士という「いかにも」な人もいれば、茶道家・能楽師・文楽人形遣いなど、確かに日本古来の文化に触れているけれども、そこに「身体性」があるのか疑問に思える人もいました。



しかし、専門も個性も大きく違っている方々の話が、角度こそ違えどどこか共通しているように思えました。


それはきっと「心・精神と身体が直結している」という点だと思います!


ウエイトトレーニングとメンタルトレーニングという風に分断していないのです。



よくよく考えてみれば、それは当たり前のことなのに、最近まで全く気が付かなかったことです。



まるで遥か昔の達人が「この当たり前がいつか失われる日が来るから、伝統の技術として伝承して末代に届けよう」と言っている気がします。



自分も、たとえば自分が日々行っているランニングの中で、そういうことができたらいいななんておこがましいことを少し思いましたニコニコ