駅伝後記~ちょっとマジメな悪ふざけを添えて | カツランナー もうひと花PROJECT

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38歳2児の父、京都府宇治市の市民ランナーです!
仕事や家庭と調和しながら、愛するランニングで花咲かせたい!そんな日々を綴っています。

おはようございますビックリマーク



調子に乗って駆けずり回っていたら体調を崩してしまいましたガーン

最終面接まで1週間を切ったので、がんばって治します。



さて、昨日の日記で駅伝のことを書いたわけですが、今回はその続編というか、裏側ドキュメント的な記事を書こうと思います。


といっても、もう選手じゃないので陸上についてはこれ以上述べることができません(笑)

トレーニング理論とか筋肉のこととか当時いちおうは学びましたが、専門の人には歯が立ちませんしあせる




それより、今の僕だから語れること。



それは・・・・・この無職という立場で、


久しぶりに会った状況を知らない知人に『いま何してんの?』って聞かれたときに、気まずくならない方法キラキラ



それは、できるだけ堂々と、できるだけ笑顔で、できるだけためらいなく・・・・・



「ニートですニコニコ



と答えること!


ただ、これは僕のような三枚目が使わないと効果がないかもしれないんですが(笑)



一回、底辺の答えを出してしまうと・・・その後の会話で



それなりに考えて退社したこととか

いちおう公務員を目指していることとか

そこそこ勉強していることとか



すべてがプラスアルファになって、相手に「あぁ、まずいこと聞いちゃったあせる」と思わせずに済むわけですグッド!


よかったらお使いくださいませ合格



そんな風にして久しぶりに再開したOB仲間との会話を楽しみました。


僕の会社勤め時代のスケジュールを話すと

「お前の話を聞いてると・・・俺はまだましやって思えるわ得意げ」と言ってくれたりして・・・・どういう形であれ、僕の経歴で誰かの心が休まるなら、まぁいいでしょう。







そのあと、現役選手と合流して打ち上げに参加しましたビール


うちの陸上部の試合後打ち上げでは、「入賞者スピーチ」という恒例行事があります!



例えば試合でベスト8とかベスト3に入ったり、本番で自己新記録を作ったり、駅伝であれば正選手として走った人が選ばれるわけなんですが・・・・・


そういうひとが打ち上げの席で、全部員の前で好きなことをスピーチして

最後に自分が個人的にお世話になった人を「いっしょに飲みたい人」として指名するといういかにも体育会系なシステムです走る人


大げさですが、部員にとっては、それができることは光栄であって、プロ野球のヒーローインタビューに似たものがあります。

すごくステキなエピソードが発表されたり、ちょっぴり恥ずかしい秘密が暴露されたり、ごくごくために部内恋愛をカミングアウトしたりするひともいますラブラブ



この日も一次会では、大学最高順位を更新した選手達が誇らしげにスピーチをし、記録が出ずに落ち込んでいたときにあの先輩からこんな言葉をかけてくれたとか、マネージャーさんからこんな手紙をもらったとか、来年にはアイツを抜いて俺がエース区間を走るぞ!とかいい話がたくさん飛び出し、時間ギリギリにまでそういう時間が続きました♪




とてもいい時間を過ごし、そのまま長距離パートと特別お世話になったマネージャーさんや、スタンバイしていたOB勢(ぼくは厚かましくも一次会から参加しましたがあせる)を連れて二次会が始まりましたビールビール




二次会では、そういうスピーチの類はなく、個人的に話すだけということが多いのですが・・・・・


今回の駅伝ですっかり意気投合した長距離リーダーのM君と席が隣になり



→後輩達に「かつ!」じゃなくて。  より



彼から、


「OBさん達から、一言ずつスピーチしてもらっていいですかね?」という提案があったので、応じました。


で、僕を含め数人のOBが一言ずつスピーチして、それなりに場が盛り上がりました。



そして、お酒が回ってお酒調子のいい性格に拍車のかかった僕はあることを思いつきましたにひひひらめき電球


毎回恒例の「入賞者スピーチ」は、すばらしいイベントなのですが、どうしてもスピーチする人が偏ってしまいます。

競技力のある人が結果を出す・・・それは体育会では当然のことではあるんですが、中には1度も大きな試合の出場権すら得られずに4年間の陸上生活でスピーチをすることなく終わる人もいます。



そこで、「Mクン・・・みんなに喋ってもらおうよ音譜と提案。



M君も、それはオモシロイと乗ってきてくれて、運営部分でチームに貢献してきた人や、ぎりぎり選ばれなかった補欠選手、そして普段スピーチすることのないマネージャーさんまで、M君がどんどんムチャブリしていきました。


「かつ!さん、次誰いきましょか??」


「〇〇くんはどう??」


「いやぁ・・・〇〇より××はどうっすかねぇ??」


「××くんいいやんかぁ」


とM君と2人で大盛り上がりクラッカーまるでイベント運営しているような気分になり、またもや自己満足に陥っていました。


ただ、普段そういう機会のない人ほど、最初は「え~ショック!」と言っていても、いざ話し出したらアツい言葉が出てくるわ出てくるわ。

もしかしたら一次会での正選手のスピーチよりもジーンとくるものがあったのかも知れない…と思えるほど素晴らしいものでした。



ちょっとマジメな悪ふざけ・・・・・



そして締めは誰にしようか??とM君と相談していましたが、ちょうど僕とM君の向かいの席に、去年部を卒業したばかりのY君という後輩がいて、彼がずっとM君と僕のマジメな悪ふざけを見て


「みんなアツいっすねぇ。まぁ、僕は言うことないですけどねぇ得意げ


と、明らかに何らかのメッセージが込められた言葉(笑)を言っていたので、彼にすることにしました。



Y君はとてもマジメで、4年間ずっとこつこつ練習していましたが、高校で練習をしすぎたせいか大学では満足のいく結果を出すことができなかったんです。


そんな彼を、最後に無理やり指名したのですが・・・



「僕は、(院生なので)部活を続けるという方法もあったのですが、競技に限界を感じていたし気持ちも中途半端だったので引退を選びました。すごくいいチームになったと思います。だから、いま競技を満足にできるということを大切にしてください」


(アルコール服用時の記憶なので、かなりあやふやなんですが・・・・)



本当にアツいメッセージをくれました。



すばらしい夜でした・・・


が、その後3次会にいったのは失敗でしたね。

みんな完全にダウンで、始発を待つのみってなってましたからガーン