【レシピ】スモック160型紙 | Made in 桂

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知人から「絵画教室に通うお姉ちゃん用に160サイズのスモックを作りたいんだけど、だいたいの本では型紙が150までしか無くて…(T_T)」と、相談を受けまして。
そのとき「前に直線だけの型紙あったでしょう?あれ、下の子が小さいときとても重宝したの〜(*^^*)」とも言われ。
ならば、『ほぼ直線の160サイズ』の型紙を作ってみよう☆
てなワケで、試作品がコチラ。
着てみてOK頂きましたので、型紙の引き方を公開いたします。
“なるべくカンタンに”を追求した結果のレシピですので、細かいツッコミは無しでお願いしますm(_ _)m
縫い代込みです。

①前身頃・後ろ身頃
垂直な紙を用意します。
横28cm、縦46cmの長方形を取ります。
さらに上に18cm+3cmの所に10.5cmの横線を引きます。
この端と、先の長方形の上辺の端から5cmの所を結び、肩のラグラン線にします。
襟の上の線が後ろ身頃、そこから3cm下が前身頃になります。

②脇下のカーブ
脇下の角からそれぞれ2cmの所を斜めに結びます。
赤線が切り取り線になります。
③袖
下から3cmの所に袖口の線を引いておきます。
そこから上に40cmの所から左右に19cm+5cmの線を引きます。
さらに上に21cmの所から左右に6.5cmの線を引きます。
先の5cmの所と結び袖側のラグラン線にします。
身頃の脇下と同じ要領で、角から2cmの所を結びます。
最上辺から3cm下に平行線を引き、勾配をつけます。
高い方が後ろ側、低い方が前側になります。
赤線が切り取り線になります。
袖口の線で折り返し、そのまま切ります。
袖口がくの字になります。
後ろ身頃・前身頃・袖の3つのパーツができました。
ラグランの勾配が全部一緒になるハズです。

このままでも良いんですが、襟元が少しモコモコするので、気になる場合は少しカーブを描くように切り取ります。
前身頃は3cm下を目安に。
カーブが難しければ、直線でも構いません。
後ろ身頃は2cmほど下げます。
襟ぐりが少し丸くなりました。
このようなパーツになります。

この型紙は1cmの縫い代を含んでいます。
身頃の裾と袖口は、それぞれ3cmの縫い代を含んでいます。
袖口は1+2cmの折り返しでゴム通し口を作ってください。
襟ぐりはバイアステープなどの細い別布でゴム通しの襟を作ってください。
85cmぐらいになると思います。
あとはポケットをお好みの位置にどうぞ☆