朝9時15分より

花伝舎にてとりおこなわれた

落語芸術協会の総会に出席。

 

今は夜10時に就寝、朝6時起床なので

朝早い予定も苦にならない。

 

会終了後、新宿経由なので

確か今週水曜26日までだったと

京王百貨店のアントニオ猪木展へ。

いきなり1階正面玄関からパネルだもの。

来館するご婦人方、どう思われるのかしら。

なんといってもタイガージェットシンとの

流血の死闘だもの。

これが玄関に。

京王百貨店どうしちゃったの。

いやいや、

それだけ気合いが入ってるんでしょう。

会場はお中元ギフトセンターの隣りでした。

やっぱりどうかしてる。

 

 

昨日と打って変わって今日の暑さ。

まさに燃える闘魂。

元気ですかー!

 

猪木会長室を再現。

 

 

やはり今も猪木ほどの

パフォーマーはあらわれていないなあ。

カッコよすぎるんだよな。

当時おれは馬場さん派だったけど。

グッズコーナーの

猪木今治タオル。7700円。

迷わず買えよ、買えばわかるさ、だって。

迷うよ!

 

貴重な猪木戦歴は海外遠征も

表記されてました。

1964年当時、

猪木の海外でのリングネームは

リトル・トーキョーだったらしいです。

なんともベタな。

馬場さんとのタッグBI砲と

ドリー、テリーのファンクスとの

タッグマッチ。

観たかった・・・。

プロレスの神様カールゴッチとの一騎打ち。

レフェリーは鉄人ルーテーズ。

豪華すぎる。

鉄の爪、フリッツ・フォン・エリック来襲!

なんか馬場さんもエリックの片割れで

来日する悪役レスラーみたいだぞ。

よい席はお早めに! の表記もいい。

アラビアの怪人、ザ・シークとの一騎打ち。

貴重な試合ですなあ。

これまた馬場さんがにらみきかせてます。

マスカラスの敵役のような。

やはり猪木といえばこの一戦でしょう。

このポスター、いい表情だなあ。

両者吠えてる感じがして。

武道館ってえのもいい。

いわずと知れた宿敵、

狂虎タイガージェットシンとの

世界選手権試合。

これまた韓国の猛虎、大木金太郎戦。

韓国での興行のポスターでしょうか。

北朝鮮に行く前に韓国でも

猪木は何試合もやっていたんですね。

 

全日本プロレスから移籍した

ブッチャーとの一騎打ち。

期待外れでした。

やはりブッチャーのゆったりとした間と

緩急つけた所作は馬場さんに合う。

大金払って移籍させたのに

大事に扱わないところが

猪木らしいというか。

 

これも全日から引き抜いた

ブルーザ・ブロディとの一騎打ち。

やはり手が合わないんですよね。

そういえば会場内にあれほど熱戦を

繰り広げたスタン・ハンセンとの

ポスターは見当たりませんでした。

少し寂しさを感じたというか。

 

人間風車ビル・ロビンソンとの

60分3本勝負。

ビル先生もカッコよかったなあ。

ちなみに私は24年前、

高円寺でビル先生に

ダブルアームスープレックスをかけられ、

その後、小料理屋でサシで

飲ませていただいたことがある。

イギリスの陽気な紳士という感じで

素敵な方でした。

 

1978年ヨーロッパ遠征のポスター。

そしてドイツのシュツットガルトで

地獄の墓堀人といわれたローラン・ボックと

対戦するわけですね。

ボックは本当に不気味な強さがあり、

幻想が膨らみました。

 

アントニオ猪木リングシューズ。

 

タイガージェットシンのサーベル。

なんでレフェリーはあれを

事前に取り上げないんだ。

子どもの頃はそう思ってました。

ブッチャーの凶器シューズ。

凶器シューズってのがいい。

それ履くこと自体が反則だろうと。

あれはファッションだからいいんだって。

今、見るとフォークの刺繡が可愛いですね。

ブッチャーのお茶目なところが垣間見える。

客は皆、フォークが見えてるのに

どうしてレフェリーのジョー樋口は

気づかないんだよ!

志村うしろうしろ!に近いものを

幼心に感じました。

思わず引いてしまうほどの巨大さ。

人間山脈アンドレ・ザ・ジャイアントの

リングシューズ。

 

これまた巨大な

なぜか馬場さんのテニスシューズ。

撮影かなんかで使われたものらしいです。

 

10代から20代半ばまで

プロレスに夢中でしたが、

前述したとおり、

私は全日本プロレス、馬場さん派でした。

けどアンチでありながらもずっと

猪木も見続けた。

アントニオ猪木はとにかくカッコよかった。

そして残酷なほど強い、

そんなキャラクターでした。

 

プロレスはあくまでショーとして

見ていたので、

猪木が勝ち続ける設定に無理があると。

その点、馬場さんはおおらかで

外国人にも花をもたせる。

 

けど今見返すと猪木のカッコよさを

引き立たせるためには、やはり圧倒的な

強さというものが

必要だったのでしょう。

 

馬場さんはああ見えて

器用でスポーツ万能、

なんといっても元巨人の投手ですから。

その点、猪木は不器用で

運動神経が悪く、野球なんかも

下手だったと後輩レスラーが証言してます。

不器用だったからこそ、

自分を魅せる事に腐心した。

そのための強さも必要で、

練習も欠かさなかった。

本当に努力の人だったんだなと

今は思います。

 

なんかプロレスが好きでしょうがなかった

10代の頃に戻った気分でした。

ずっと猪木と呼び捨てにしてすみません、

馬場さん派でしたから。

 

じゃ、猪木さん、

きっと今頃、天国で

全盛期の馬場さんと戦ってるんでしょう。

ピークの頃の馬場さんはかなり強いですよ。

 

いや、カール・ゴッチも

全盛期は相当強いでしょう。

 

思う存分、先にいった方々と

やっちゃってください。

 

いずれ観に行きますから。