林家つる子真打昇進披露興行@浅草の初日お手伝い! | 桂鷹治の「語る詞す」

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明治生まれの最後の方が亡くなって、

日本から明治生まれの方がいなくなったそうです。

 

平成も30年続いて、今は令和。

自分も年を取って、いつかそんな時代が来るのかもしれません。

 

明治は遠くなりにけり。

 

11日(木)、花曇り。

ちょっと日差しもあるものの、

なんとなく肌寒いようなお天気。

 

昨年末、庭に庭師さんが入った時に、

枯れたミョウガの葉っぱを綺麗にしてくれたんですが、

やたら綺麗なんで、

まさか根っこまで?と思っていた家庭菜園コーナー。

 

 

無事に芽を出しておりました。

何色と言っていいのか、ミョウガ色の芽。

これが大きくなって、葉が茂って、

しかる後に可食部が顔を出すわけです。

 

江戸時代、現在の牛込あたりがミョウガの名産地で、

小石川台地と小日向台地の間の浅い谷が「茗荷谷」と呼ばれていたそうです。

渋谷、四谷、山谷など、

東京の地名は「や」と読むことが多い「谷」の字ですが、

ここはそのまま「みょうがだに」と読む、

東京にしては珍しい地名です。

 

ちょっと肌寒いので、カレー南蛮にかやくご飯。

ここの蕎麦屋さんは、いわゆるお蕎麦屋さんの「とろみをつけた」カレーではなく、

普通のカレールゥを蕎麦汁で割ったような、さらっとしたカレー。

それでいて、少し縮れた蕎麦に良く絡む。

美味しうございました。

 

 

なんだかんだ、

メールや電話、事務作業をしていると一日があっと言う間。

落語会一つにしても、

小屋を押さえて、チラシ作って宣伝して、いくつものハードルがある。

皆、それをやってるから、こちらも粛々とやってますが、

お手伝いしてくれる方、

あと東京でない所で落語会を開催してくださる方、募集中です。

 

ただ落語会をやってればいい、という訳でもないので、

試行錯誤中です。

 

Googleフォームの落語会予約システムが好評で、有難い限りです。

ちょっといじって、試運転のつもりで始めたんですが、

段々と色々問題点も解ってきました。

そこを修正しつつ、改善していきたいと思います。

 

12日(金)、午前中は雨。

予報で30%でも降るときは降る。

花粉症なので、雨の日は有難いような、

それでも傘が邪魔だったり、足元が濡れたり嫌なこともあって、

一長一短。

 

傘をさして浅草へ。

 

 

林家つる子姉さんの真打昇進披露興行のお手伝いに参りました。

時間を合わせてかけ橋と合流。

 

 

とりあえず腹ごしらえと翁そば。

途中で岡大介兄さんと青空一風兄さんご来店。

漫協と芸協の芸人は良く通うようで、

落語協会は少数派らしいです。

 

 

とりあえず冷やしたぬき。

この揚げ玉が天敵なんですけど、それはそれ。

昨日もカレー南蛮食べたし、この日は冷やしたぬき一択。

 

蕎麦湯まで頂いて楽屋へ。

半纏を借りて、物販のお手伝い。

 

 

階段と反対方向に、富岡の扇屋さん「つるサブレ―」が置いてあって、

喬太郎師匠から「道の駅か」というツッコミをいただきました。

味千代姉さんもお手伝いにいらして、

芸協3人とつる子姉さんと一枚。

 

 

芸協の提灯の下で!と撮ったんですが、

後ろにちょうど正蔵師匠の色紙。

 

平日昼間、しかも雨が降ったり止んだりで、

2階まで満席のお客様。

口上も賑々しく。

 

 

仲入りは物販チャンスということで、

ばんばんお買い上げいただきましてありがとうございます。

披露目はお祭りですからね。

参加して楽しんでいただくのが一番です。

 

 

お姉さんが高座へ上がると万雷の拍手。

終演後、楽屋のメンバーで三本締め。

そのまま集合写真。

 

 

落語協会と、芸術協会。

同じ落語色物の興行を打っていますが、

その進行には色んな違いがあります。

文化というのか、風土というか。

この辺も協会を超えた交流では興味深いところですね。

ちなみに、落語協会から派生しているので、

円楽一門会、立川流共に概ね落語協会方式のようです。

 

 

それから、

つる子姉さの浅草初日ということで、打ち上げまでご馳走になりました。

7月にこのメンバーでまた壮行会に対応して報告会もやりますので、

よろしくお願いします。

7月21日(日)19:00~です。

今のうちに手帳に書いておいてくださいませ。

 

わん丈兄さん主任の日にもお手伝いに行きたいんですが、

今、手帳と相談中です。

 

トンカツをご馳走になって解散。

程良い時間になると思って、新宿のてれすこボーイズ寄席へご挨拶に。

かなり早めに着いてしまって、

小家主さんのご厚意で音曲漫才を御簾内から聴かせていただきました。

音曲漫才ってやっぱり好いですね。

 

 

終演後に証拠写真。

露の新幸さんと桂りょうばさんにご挨拶。

翌朝早いということで、さっぱりと退出。

 

披露目からのハシゴでしたが、お目にかかれてよかったです。

今度はゆっくりお話しできると良いんですが。

 

そのまま帰宅。

 

さて、そろそろ芸協の披露目も近づいて参りました。

まず披露パーティが21日(日)。

そして披露興行は5月1日(水)からスタート!

 

 

 

鷹治は末廣亭の夜の部、

5月3日(憲法記念日)、6日(月祝)、9(木)と3日間の出番を頂いております。

新真打の三館共通チケットも持っておりますので、気軽にご連絡ください。

末廣亭前で、お売りします。

ご連絡は

rakugo.yoyakuform@gmail.com

まで!

賑々しいご来場お待ちしております!