小蝠兄さん七回忌と手巻き寿司 | 桂鷹治の「語る詞す」

桂鷹治の「語る詞す」

噺家・桂鷹治のオフィシャルブログ

思い返せば2017年は激動の年だったんだな、

と感慨に耽っております。

 

今年、七回忌が3人。

献杯の会もやらなきゃいけないかな。

手帳とにらめっこしております。

 

次の岐阜公演と、今年の大阪公演、どうしましょうね。

仙台は決まってますが、なかなか「ついで」と頻度が合わないもので。

今しばらくお待ちください。

 

12日(金)、久しぶりのオフ。

年が明けて、2日の初席から11日らくごカフェまで10連勤だったので、

疲れが出たのか、ちょっとぐったり。

 

2017年のこの日、

一門の兄弟子、柳家小蝠兄さんが亡くなりました。

 

その直後、24日に予定されていた兄さんの勉強会が急遽追悼落語会に。

楽屋での陰膳は、もちろんアメリカンドッグ。

そのころのスマホの写真なので、ちょっと画質が悪い。

いや、ピントが合ってないのか?

ともあれ。

 

十代目文治最後の弟子で、

大師匠没後は蝠丸門下となったので、

十代目一門の孫弟子のなかで兄貴分的な存在でした。

 

今年、七回忌。

あれから色んな事がありました。

頑張って行きましょう。

 

人間、故人の記憶で一番最初に忘れるのが声なんだそうで。

その辺、我々噺家は稽古の音源があるので、

肉声が残っている可能性が高い。

 

今は無くなった、新宿の居酒屋、

大小原で兄さんに稽古をつけていただいた音源。

それともう一つ、2席教わったので、手元に2つの音源があります。

 

大師匠直伝の2席ですが、最近口演ってないな。

久しぶりに虫干しでもしましょうか。

 

ぐったりしていたので、アメリカンドッグは食べず。

昼のもりそばもえっちらおっちら。

 

まあ、そんな日もあります。

 

13日(土)、快癒。

目覚めも良く、一応回復。

昼は江古田で用足し。

ついでにランチ。

 

ベトナム料理、カオ・ソーイ。

肉そぼろとフライドオニオンたっぷりの幅広米麺です。

 

帰宅してチラシ作り。

関係各所に確認しながら、あれこれ。

 

 

ふわふわと、パステルカラーの空。

これが日暮れ頃から、ザッと降って、都内は雪も舞ったとか。

家の近所は雨だけでしたが、

夜中は水が溜まったところが凍ってました。

 

急に冬らしくなってきました。

さすが寒の内。

風もビュービュー。

 

14日(日)、少し出遅れて、ランチにあちこち。

今年のラーメン始め。

青唐ねぎ塩ラーメン。

 

ここのお店、喜多方ラーメンのチェーンなんですが、

建物老朽化と昨今の飲食店を取り巻く環境に鑑みて、

建て替えせず閉店するそうな。

 

界隈でも随分お店が減りましたが、

とうとうこんなところまで来たか、というのが正直な感想です。

跡地は集合住宅かな。

 

夜はテレビで大河と「さよならマエストロ」観ながら手巻き寿司。

 

鍋といい、手巻きといい、

食材を切れば、あとは各自調理して、

各々に半分委ねてるところがあるので楽ですね。

 

お刺身の安いの買ってきて、

お節の数の子の残りも消費。

 

大河は初回から6年越しの第2話で血の穢れについて。

さよならマエストロは、市民オケの玉山鉄二さんがファゴットなのが良いですね。

髭と髷を取るだけでこんなに違う人に見えますか。

去年の大野治長とは思えない。

最初の10分くらい見逃してしまいましたが、

今後、録画予約はキッチリしましょう。

 

20時から小遊三師匠を見て、

21時から小痴楽兄さん。

不思議な気分。

 

これだけ読むとのんびりした土日ですが、

実はタイトなスケジュールをこなしていたというわけで、

締め切りに間に合ってよかった。