ミュージック・テイト“クラファン”のお願い | 桂鷹治の「語る詞す」

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噺家・桂鷹治のオフィシャルブログ

昼間のセミの声も遠くなって、
夜の秋の虫の声がはっきり聞こえるようになりました。
都会は不用心なので窓を開けて休むことはありませんが、
今までの熱風ではなく、涼風がそよぐ夜もあります。

ゆく夏を惜しみつつ、来る秋を楽しみにしようと思います。
……と、残暑お見舞いの支度がまだでした。
連日どこかしらに出ていて、なかなかその余裕も無いのですが、
最近は異常気象で白露過ぎても暑いので、残暑でいけるでしょう。

9月1日(木)、関東大震災から99年。
今年も残すところ4ヶ月。

前日の大掃除で右手人差し指に水ぶくれ。
これが硬くなって、ハタキダコ。
滅多にハタキを使わないから、たまに使うとこれです。

家で終日、事務作業。
いや、これは事務なんだろうか。
文字起こしや、レイアウトや、
原稿をスキャンして、切った貼ったの大立ち回り。
師匠の襲名10周年記念落語会のパンフレット作成。
片面が完成してお終い。

夜は頂き物のそうめんでパパっと。
お客様から甲州の巨峰を頂く。

今年もありがとうございます。

2日(金)、雨にやられた1日。
雨雲レーダーや1時間予報は駆使してるんですが、
自然に翻弄されました。

用足し、散髪のため自転車で江古田へ。
まず用足しを1件済ませて外へ出たら、
途中で降り出して、結構な雨足に。
とりあえずバインミーで雨宿り。
人生で初めてバインミーを食べて、ハマった所。

ただ、食べ終わっても雨足は弱まらず。
仕方なく自転車で、散髪、用足し、ついでに買い物までして、
全身濡れネズミで帰宅、即シャワー。

事務作業をしたり、
パンフレットのもう片面を作って、
方々へ確認へ出して、誤字脱字を発見したり、
入稿したり。
素材集めから数えて、丸2日半といったところでしょうか。
後は、綺麗に印刷されるのを祈るだけ。

翌日からの湯河原温泉らくごの荷造りもそこそこに、
西新宿のミュージック・テイト、芸協カデンツァ定期公演138へ。

今いち整体院。
患者は幸之進兄さん。



チラシを印刷するリーダー。
現店舗での最終公演。
新店舗での初公演は9月30日(金)。

もっとも、クラファンが成功しないと、お店は存続できない。
若手がメインの勉強の場。
落語会が開催できる、都内では数少ない貴重な存在です。
無くしたくない思いはあれど、我々だけではどうしようもなく、
広くお客様方のご協力を賜りたいと存じます。
 


目標を達成すれば良し。
もしそれが叶わない場合は、そのままご返金して廃業という、
ある意味潔いクラウドファンディングです。

耐用年数や耐震など、都内の小屋が軒並み改修に入る中、
コロナが終わった時に、若手の勉強の場が残るよう、
よろしくお願い申し上げます。

お足元の悪い中、ご来場いただきありがとうございます。
最後は出演者、お客様、小屋主様と全員で三本締めてお開き。

来週から3週間の定期公演は無観客配信や、
YouTubeのライブ配信などで繋ぎます。
そちらの方も、ついでによろしくお願いします。



慣れた楽屋やお店ともお別れです。

時節柄、終演後は三々五々。
帰宅して荷造りして、この日はお終い。
翌日はちょっと早起きです。

土日の湯河原で1泊2日の3公演。
何卒よろしくお願いします。