総括!10月のあれこれ! | 桂鷹治の「語る詞す」

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噺家・桂鷹治のオフィシャルブログ

ご存知のこととは思いますが、

高座の無い日=仕事の無い日

と云えばそういうわけではなく、

落語を喋っていないときは、それなりのことをしております。

 

今日は関係各所に提出する書類を2つ作ってメールで送って、

それから今後の落語会のチラシを4つ作って、師匠に確認していただいたり。

電話で落語会の打ち合わせもすれば、

ご予約いただいたお客様への応対と、

海に沈んで見えていない氷山の如く、高座以外の方がバタバタしていたりします。

 

こんなこと、お客様に本来申し上げるべきではないことなのかもしれないのですが、

「今日は一日、ぼーっとしてました」というのも口惜しいので、

まァそこは正直に。

 

お正月の準備で、手拭いの発注も終えました。

欠品になっていた紺とカラシ色、あと少なくなっている色を合わせて4種類。

年が明けたら、またちょっと変わった色で染めてみたいと思います。

3月の10周年に向けて……。

 

それに向けて、何かグッズを、と頭の片隅で思ってはいるものの、

リサーチや検討もできずに、日々追われております。

 

このくらいの時期の、すこし肌寒い時の布団が何故あんなに心地よいのか、謎です。

 

こういう時に、時間をどう使うか、なんですが、

10月は夏に参加した舞台でご一緒した方々のお芝居が立て続けにあり、

また上手い具合に仕事の合間を縫って観劇できたので強行しました。

 

アウトプットをし続けていると、いつかネタが枯渇するんですが、

先月は随分インプットの多い月でした。

 

まずは10月8日(金)、トミタ栞さん主演「さよならの幕明け」@中野

 

お昼の公演のあと、夜は新宿で芸協カデンツァ定期公演なので、無駄なく移動。

 

9日(土)、江古田での一門会のあと。

これは夏の管弦楽のコンサートでもらったチラシで気になっていた、

ビッグバンドのショウ。

歌手の二階堂和美さん、タップダンサーのSAROさん、

プロレス実況の清野茂樹さんは、伯山兄さんとラジオやってる方ですよね。

そして、ジェントルフォレストジャスバンドとジェントル久保田さん。

全部知らない曲でしたけど、全部楽しかったです。

 

今、練馬文化センターの、来年の「火の鳥」が気になっています。

 

21日(木)、銀座の路地裏にて、上山克彦さんの独り語りライブ。

 

「虹色」の演出の佐藤さんと一緒に。

……私はメガネが壊れた直後で、運転用の度のきついメガネです。

 

26日(火)、昨年に引き続き、SETの本公演にも参りました。

看板はもちろん、富山バラハスさんと浅田壮摩さんもご出演。

 

殺陣に加えて、歌にダンスと、賑やかな公演でした。

 

そして29日(金)、10月ラストはよみうり大手町ホールで「五番目のサリー」。

荒井敦史さんご出演。

 

前座の頃、「よみらくご」で舞台裏を走り回っていた、思い出のよみうり大手町ホール。

 

荒井さんがアフタートークに出る日は旅の仕事だったので残念でした。

原作は読んだことないんですが、

とても複雑な内容を、とても分かりやすくお芝居にされていたように思いました。

 

歌舞伎でも、こういったお芝居でも、

翌日からすぐ自分の役に立つということはなくて、

心の栄養とでも申しましょうか、

いつか何かで実を結べばいいな、という気楽な観劇です。

 

11月はさらにギチギチの予定をすり抜けて参ります。

やすりの会に、名古屋~岐阜の旅に、自分の勉強会に、つる子姉さんとの二人会。

毎年こうなんですけど、秋って楽しいですね。

 

しかし、家を片付ける余裕がないので、

どんどんとっ散らかっていきます。

年内どこかで、まとまった時間を取って片付けましょう。