再び血迷ったパパオ。

 

つい最近、シャープ製の空気清浄機を分解した話を書いた。

 ↓

 

 

我が家にある2台の空気清浄機のもう1台。

 

ダイキン工業製

「ストリーマー加湿空気清浄機」

ACK70。2014年モデル。

 

 

2年前に分解清掃済だったが・・・

 

やっぱり(?)分解したいという意欲が起きちゃったので。

再び分解して掃除してみた。

 

 

今はキレイでも、数年後また分解するから、備忘として日記に残す。

 

まぁ、GWでもなければ、こんな大がかりなことできんもんで。

 

 

■閲覧注意

 

今回もホコリ・カビだらけの画像が多少貼ってあります。

 

 


 

  解体してみた

 

■取り外し可能な部品を外す

 

説明書どおり、手軽に取り外せる部品を全て外す。

 

ACK70で、手軽に取り外せる部品は以下。

(説明書画像を一部加工編集済)

 ↓

 

※加湿フィルターは2年前に撤去済

 

 

この部品構造もSHARP製とだいたい同じ。

ただしイオンユニットとストリーマユニットが付いている(外せる)ところが独特か。

 

SHARP製とその他のメーカで一番異なるのがフィルターの取り付け順番。

SHARPは脱臭フィルターが集塵フィルターより手前。

ダイキンその他は集塵より奥。

これはSHARPが「脱臭フィルターも集塵機能の一部を担う」という考えに基づくらしい。

効率的なのかケチなのか。

 

 

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ストリーマユニット以外を外したところ。

2年前に解体掃除済なので、そんなに汚れてはいなかったが。

と言え、ところどころで黒ずんでいる。

 

 

■いよいよ解体ショー

 

何度も書くが。

あくまで自己責任で!

 

まずは背面パネルのボルトを全部取る

 

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背面パネルを外したところ。

 

画像赤丸のネジ留めを外し、小さなパネルを取って、中に引っかかっているケーブルを外す。

 

真ん中の黒い大きなユニットパネルは、ファンとモーターが付いたユニットだ。

 

パッと見、汚れが見えないが、下部はホコリが溜まっていた。

 

 

 ↑

背面パネルの裏側。

汚いですね。

 

 

次にモーターユニットパネルを外す。

 

外すために、下側の何かよくわからない小さな部品のネジを外す。

画像赤丸。

 ↓

 

 ↑

外したところ。

なお、ネジ無くしても再取り付け可能。

 

 

 ↑

ガバっと取れた。

画像はモーターユニットをひっくり返したところ。

 

画像ではあまり汚れが目立たないが、SHARP機の掃除の時と同じく細かなホコリが。

 

 

 ↑

シロッコファンとモーターの、どアップ。

 

ファンには白い細かな粒子が付いている。

ファンが大型でスキマも大きいので、指を入れてウェッティで丁寧に粒子を拭き取る。

 

 

次に上部パネルを外す。

外すためにはいくつかのプラグを引き抜く必要がある。

 

 ↑

モーターユニット左上側の、小さな箱(画像左)のネジ留め(2か所)を外す。

 

上部パネルと接続しているケーブルのコネクタ(2か所)を引き抜く。

 

 

 ↑

ケーブルコネクタを引き抜いたところ。

 

コネクタは、元に戻す時、この状態だとちょっと差し込みにくい。ケーブルが折れ込んでしまう。

メスピン側の基板(画像上側)を外してから差し込んだ方がよい。

 

 

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ユニットを上から覗き込んだ画。

 

なんかたくさんの電子部品が付いている基板が見える。

画像赤丸の2か所のコネクタも引き抜く。

 

 

 

ここまで行うと、各ユニットが、空中分解するかのように、一気にバラバラって解体される。

 

 ↑

バラバラって解体された画。

 

これだけを見ると、ジャンクパーツ屋ですね。

 

これ本当に元に戻せるのか、一瞬自信が無くなる。

 

 

 ↑

SHARP機の時と同じで、我が家は加湿機能が要らないのでタンクも要らない。

 

ACK70のタンクも、SHARP機と同じく、外装サイドパネルとは別部品になっている。

ので、バラした。

 

 

外装サイドパネルは、水位が見える窓(画像赤枠)が付いている。

 

ACK70も、タンクを一部凸型にして外側にせり出させて水残量を見せる方式のため、パネルに穴があいている。

パネル再取り付け時はこの穴を塞ぐ必要がある。

 

 

 ↑

加湿トレーは、筐体内の穴を塞ぐために必要なのでこのまま。

 

 

 ↑

ダイキンだけだろう。

プラズマイオン発生ユニット。

汚いですねー。

 

イオンユニットは、

まずフタを閉じた状態で、ウタマロ+ブラシでゴシゴシ。

 

 

 ↑

次に一番めんどくさいこの作業。

ユニット内のワイヤー(ピアノ線)の掃除

 

濡らしたメラミンスポンジでさっと拭き取る。

そのあとウェッティで、親指の爪を立ててガリガリ擦る。

ガリガリするのが、ピアノ線に汚れがこびり付いている証拠。

慣れると、ピアノ線の凹凸(こびり付いている部分)が親指で感じ取れます。もう職人技。

 

強く擦ると切れてしまうので注意。

何度も擦っているといずれ滑らかになる。

 

 

 

この後、全パーツのホコリを掃除機(ブラシ付きの細いの)でおおよそ吸い取る。

 

もちろん丁寧にウェットティッシュでふき取ることも忘れず。

 

 

  組み立て直す

 

各パーツを組み付け直し始める。

 

電子部品のケーブル再接続は、意外とすんなり戻せる。

 

一番手間食ったのは、各ユニットがうまく組みあがらないことだ。

まるでパズル。

うまく組みあがったと思ったら、多数のケーブルがパネルの間に噛んでしまう。

SHARP機はこんなに苦労しなかったんだが・・・

 

 

30分くらい格闘したかな。

もう腰が痛くなって来まして。

半ば諦めかけて途方に暮れている時の画。

 ↓

 

こういう時って、このまま粗大ゴミになるんかなと弱気になる。

 

 

それでも何とか元に戻せそうになり。

 

いったん電気部品だけ仮組みして、試運転。

 

 

フィルターを取り付けていないのでエラーコード表示。

 

”AH(プラズマイオンランプ点滅無し)”。

よし。問題無し!

 

 

 

 

 

 

結構頑張ってピカピカにしました。

 

 

■加湿トレーの扱い

 

 

加湿トレーはそのままもとに戻す。

 

理由はSHARP機と違い、モーターユニットパネルがむき出しな点。

これでは筐体内に空気が流れ込んでしまうと心配した。

 

空のタンク外装パネルをつけても、むき出し状態は変わらず。

 ↓

 

 

だがそこは流石のダイキン。

各ユニットのチリがピッタリで、くみ上げるとスキマ無く収まる。

 

SHARP機のように、スキマをあちこちテープでふさぐ必要が無い。

 

 

■出来上がり・・・そして忘れ物

 

 

さっ。

これで掃除完了。

 

 

と思ったら。

 

金網が出てきた!

どこにいたんだお前。

 ↓

 

 

これは吹き出し口への異物混入を防ぐモノ。

これが無いと、吹き出し口から、回転するシロッコファンが見えて危ない。

(画像黄色マルがファン)

 ↓

 

 

しまった。

また解体しないと、これは付けられない・・・・

 

と思ったが。

 

金網、乗せるだけでいいじゃん。

 

画像黄色マル4か所に出っ張りがあり、金網が落ちることは無かった。

 

 

うん。

これでいいっす。

この作業の前に、洗濯物2回、お部屋掃除機と網戸拭き、エアコンフィルターの掃除、ついでにゴルフシューズ洗いをやりました。

 

 

疲れたからこれで勘弁して下さい。

腰が痛ぇぇぇ。

 

 

さっき「数年後また掃除する時」って書いたけど。

数年後、本当にやるか?

もうめんどくさい。

次は買い換えかな。

 

 

マル