何を血迷ったか、急に分解したくなった。

 

たまにあるでしょう。

何も考えず無心で、モノ分解したくなる時。

 

え?

無い?

 

 

我が家には2台の空気清浄機がある。

 

SHARP社製

「プラズマクラスター加湿空気清浄機」

KCZ45。2010年モデル。

我が家は2011年に購入・使用開始。

 

 

ダイキン工業製

「ストリーマー加湿空気清浄機」

ACK70。2014年モデル。

我が家は2015年購入・使用開始。

 

②のダイキンのやつは、確か2年前に分解清掃した。

その様子は、当時まだアメブロ始めてなかったので、撮影せず。

まぁ2年経ったから、そろそろ発作的に分解したくなると思うが。

 

 

今回は①のプラズマクラスター清浄機を分解して掃除してみた。

 

2011年使用開始から11年経過。

1度も分解清掃したことはない。

 

しかも11年前は、パパオが紙巻きたばこを吸っていた時期。

 

 

さぁどんな展開が??

 

 

■閲覧注意

 

今回ホコリ・カビだらけの画像がたくさん貼ってあります。

 

 


 

  解体してみた

 

■取り外し可能な部品を外す

 

説明書どおり、手軽に取り外せる部品を全て外す。

 

KCZ45で、手軽に取り外せる部品は以下。

(説明書画像を一部加工編集済)

 

 

といっても、この部品構造はSHARP製だからというわけでもなく。

日本製の空気清浄機はたいてい同じ構造。

2年前分解したダイキンの清浄機も大体同じ。

 

 

■いよいよ解体ショー

 

あくまで自己責任で!

 

って、分かってるがな。

 

万が一壊れたら新しいの買えばいいじゃん。

もう11年使ったんだぜ。

 

 

今回のプラズマクラスター清浄機も、2年前に分解したダイキンのやつもそうだが、日本製の空気清浄機は基本的に水平(横)方向でパネルが組付けられている。

 

 

なのでまずは背面パネルのボルトを全部取る

 

 

背面パネルを外したところ。

赤枠はHEPAフィルターの大きさを示す。

なんか、隅っこがホコリだらけ・・・

 

ホコリが溜まっている場所が、赤枠HEPAフィルターのだいたい下側。

 

真ん中の白いギアは、加湿フィルター(後述)を回すためのギアだと思う。

 

 

外した背面パネルの裏側。

これも隅々に真っ黒なホコリが。

 

背面パネル上部はもっと悲惨。

 

 

次に正面と上部のパネルを外す

たいていの空気清浄機は上部にスイッチパネルがある。

下画像赤枠。

 

この赤枠の裏側には、電子基板と配線のユニットがパネルに取り付いている。

この上面パネルが外れる。

 

 

外れた。

 

KCZ45は、正面パネルと上面パネルがくっついているから、2つのパネルを丸ごと、モーター部ユニットから「バキっ」って剥がす感じ。

 

 

剥がした直後の裏面。

 

画像赤マル部分が、モーターと電子基板をつなぐコネクタ部分。

このコネクタを外せばモーター部ユニットとパネルが完全分離可能。

このSHAPR製KCZ45は、コネクタが1つだけだったので楽。

ダイキン製は、2つあった気がする。

 

 

モーター部ユニット。

あまり、汚れていない・・・?

いやいや実は細か~い粒子が付いています。

この後真ん中の白パーツのネジを外せはシロッコファンユニットが外れると思ったが、今回はシロッコファンの掃除は諦めた。

シロッコファンが、一番汚いんですけどね。

 

 

上部パネルの裏面。

 

黒い網は空気吹き出し口。

こんなに吹き出し口近くにカビやらホコリが溜まっていた。

ここからキレイな(はずの)空気が、ホコリと一緒に吹き出しているかと思うと・・・

 

 

底面パネルの裏側。

 

一見さほど汚れていないが、ホコリに粘度(粘り気)がある。

紙巻きタバコのタール(油分)とホコリがくっついたからだと思う。

 

 

加湿フィルターとトレー。

 

超音波式加湿ユニットだ。

 

今どきの、どの空気清浄機にも付いている機能。

SHAPRP製KI-PX100の加湿イメージ。

 

 

この超音波式加湿機能、我が家は要らない。

 

なのでこの加湿ユニットは、この際まるまる撤去することにする。

ダイキンのは2年前に分解撤去済。

 

■超音波式加湿機能が要らない理由

 

1. すぐカビる。

Ag+(銀イオン)ユニット搭載だろうとダイキンのストリー○だろうと、カビるものはカビる。

これが「加湿器アレルギー」の原因。

そして、臭くなる。一度臭ったユニットは洗浄不能。

そりゃ試したさ、クエン酸とか重曹とか。全部だめ。一度カビたら落ちない。

 

2. フィルターにカルキ(塩化石灰)が固着。

(下画像の赤枠参照)

 

これもカビ臭くなる理由だと。

買って1年で加湿フィルターを3枚も交換した。

 

3. 水の重量だけ本体が重くなる

掃除のとき移動がしんどい。

 

4. 水タンク補充もトレー水掃除もめんどくせー

 

なお、プラズマクラスターイオンを発生させるための水分は、加湿タンクからの水分ではなく空気中の水分でイオン化するので加湿不要。

加湿するなら沸騰式加湿器の方が間違いなく清潔。

 

加湿機能を取っ払ったんだから加湿機能を動かす配線(ケーブル類)も取っ払おうかと思ったが、変な誤作動されるのは面倒なのでやめた。

 

 

  各パーツを掃除する

 

トレー。

トレー底部は、ホコリとカビと。

それとカルキ(塩化石灰)のこびりつき。

 

 

もう加湿機能は使わないから、要らないパーツを取っ払う。

 

 
カルキは、なかなか取れない。
マイナスドライバーでゴリゴリ削ぎ落す。
チカラが強いと製品プラまで傷つけて、そこから雑菌が生えそうだが、もうここに水が入ることはないから無視。
 
 
加湿機能が要らないのでタンクも要らない。
KCZ45のタンクは、外装サイドパネルとは別部品になっている。
ので、バラした。
 
ただ、外装サイドパネルは、水位が見える窓(画像赤枠)が付いている。
 
KCZ45は、タンクを一部凸型にして外側にせり出させて水残量を見せる方式のため、パネルに穴があいている。
パネル再取り付け時はこの穴を塞ぐ必要がある。
 
 
 
この後、全パーツのホコリを掃除機(ブラシ付きの細いの)でおおよそ吸い取る。
 
 

 

モーター部周辺。

掃除機で吸い取っても、まだ白い粉みたいなのが。

これがなかなか吸い取れない。

 

おそらく、これも細かい粒子と、紙巻きタバコのタール(油分)が一緒になって粘度が増してしまい、なかなか掃除機で吸い取れなくなったんだと思う。

 

なので丁寧にウェットティッシュでふき取る。

 

 

 

細かなスキマは綿棒で。

子ども用綿棒がオススメ。

 

 

 

各パーツも丁寧に汚れを拭き取る。

 

最後にもう一度掃除機かける。

 

掃除終わり。

 

 

だいぶキレイになりました。

 

 

細かな粒子も拭き取れました。

 

 

  組み立て直す

 

各パーツを組み付け直し始める。

 

この時組み立て直しながら、まだ汚れを見つけたら、ふき取る。

 

 

背面パネルを仮組みで付けたところ。

ピカピカです。

 

 

トレーは、加湿機能が要らなくなったのでパーツ分解したが、上画像赤丸のパーツは必要なのでキレイにしてから再取り付け。

 

 

必要の理由は、本体のトレー設置部分に大きな穴(下画像赤枠↓)が開いており、穴を塞ぐため。

この赤枠の穴を塞がないと、本体背面のHEPAフィルターを経由せずに単に汚い空気が本体内を通過するだけになってしまう。

 

 

 

トレーを設置した後。

ピッタリ、穴がふさがりました。

 

 

組み付けの途中で試運転。

 

家「電」なのでね。

ここで動作しなかったら粗大ゴミになっちゃう。

 

 

 

新品同様です。

 

 

フィルター類をつけて、掃除完了。

 

画像右側の養生テープは、加湿機能を取っ払ったためスキマ塞ぎ目的。

 

 

 

 

片付けしていたら、何かパーツが余った。

これは、何だ・・・?

 

まぁいいや。

捨てちゃう。

 

 

撤去した加湿機能のパーツ類。

全部ゴミ行き。

 

いつかメルカリに本体売るとき必要?

売らんよ。こんな汚い清浄機。

 

こんな加湿機能無しで良いならHEPAフィルター再交換+再清掃してメルカリで本体売ります。50万ルピア。

 

 

すごい腰痛くなったけど。

 

キレイになってスッキリ!

 

 

楽しかったから、ダイキンのももう一度分解しちゃおうかな。
 

 

マル