僕たちの好きなtumblr | ここにタイトルを記入してください
本日からtumblrのことを複数回にわたって書き連ねます。
私は文章は短くまとめるべきだと思います。
しかし長い文章が必要とされています。
私はそんなものは必要ないと思いましたが
今まで誰からも必要とされていなかったから
必要がなかっただけであって
今それを求められているということは
それが必要だということでありましょう。

しかし●●というものは、いわば虚業であります。
"タレの入った瓶に焼き鳥を突っ込むのはセックスの暗喩 (←これがアニメ批評) "
まさにこの一文が●●というものを的確に批評しています。
しかし焼き鳥アニメより焼き鳥アニメの批評を楽しむ人間がいることは確かであります
レビューや感想は各々の自尊心を保つための方法のひとつです。
作品をつくる人と観る人では絶対に作る人のほうが偉いです。
しかし傲慢な私たちはそれが許せなかったため
「お客様は神様」という誇張した表現を世にある芸術作品にも適応し
あれやこれやと文句や賞賛絶賛怒号罵倒を繰り広げて
そういったたしなみ方が広く流布していきました。
しかし彼らは気づいたのです。文句OR絶賛するほどその作品が
何が言いたいのか全くわかりやせん。
そこでしゃしゃりでてきたのが芸術評論家という今世紀最大の虚業野郎共です。
彼らが先陣をきって芸術を批評し、後に作ることも
感じることもできなかったクズ共がそれを復唱し続ける
それが今の音楽業界であり、芸術業界であり、いや
それはとても構造的に浮き彫りになっただけであり
学問や芸術それ以外のあらゆることもそういう側面があることも事実です。

一番、批評というものが一般に広がったと感じた出来事は
「BECK」「GANTZ」といった漫画原作の映画公開です。

彼らは漫画原作の映画をボロクソに
まるで観ている観客のほうが崇高な存在かのごとく貶しまくりました。
それが映画のマーケティングに一躍かっているとも知らずに。
よく思い直してみてください。ベックもガンツも悲しいことに
興行的には大成功しているのです。

なぜなら皆が観るから。
「ほんとガンツつまんなかった!まじ映画化しないほうがいい」←観ている
「ベック印象と違った、~のバンドで作り直して欲しい」←観ている
ほら、どうでしょうか、
はっきりいって内容がどんだけ底なしにつまらなくても
観てしまったら負けなのです。
なぜなら映画は前払い制度だからです!
「口こみでつまらないという評判が広がれば動員数も下がるのでは」
はい、ここが私が批評という楽しみ方が広く伝わったと感じた天です。
こうゆうクズみたいな映画に興味を持つ人っていうのは
話のネタをつくることでしかありません。
たとえどんなに素晴らしい映画であっても(超マイナー映画アンダーグラウンドとか)
話が続かない映画には見る価値がないのです。
それだったら漫画原作の映画の内容がひどかった
といって盛り上がったほうがベターなのです。

かくして阿保の電通に手の内で転がされて
転がされながら、手の内で転がしている電通を手の内の中で批評する構造です。