『K荘へようこそ!
~珍貸物件の奇妙な1日~』
信長公記シリーズ連続第五夜は、信長の作り方をお送りします。
まずは下準備、白髪を黒く染めました。
『真田丸』吉田鋼太郎さんの信長もそうでしたが、晩年の信長だから白髪混じりが正しいのでしょう。
しかし、久保的には信長に白髪のイメージがなかったし、何より格好良くありたかったので染めることにしました。
きっと信長、現代に来てから黒く染めたのでしょう。
そして本番前、いよいよ信長に変身します。
ただのおっさんです。
①ヒートテックの肌着を着る。
薄手の白い着物は透けます。
また、舞台上や客席は暑くても、舞台裏は肌寒い。
さらには胡座や膝立ちのとき久保のセクシーゾーンが見えてしまってはいけません。
白いヒートテックの上下だけに着替えて、ただのおっさんはただのおじいちゃんになります。
②オールバックにする
ナイスミドルですね。
実は月代を剃る覚悟はしていたのですが、いい感じで生え際が後退しているのでこのままで良しとなりました。
③ヒゲを整える
実はヒゲも白髪混じりです。
床屋で染めてもらう際、ヒゲも染めてもらえないかとお願いしたのですが、やはり断られ、自力で何とかすることに。
まずは頬など余計な部分を剃ります。
信長のイメージに近くなるよう、口ヒゲは細くします。
④ヒゲを黒くする
白髪染めを買ったつもりが、白髪隠しのマスカラだったので、ステージごとに黒くします。
おや、ヤクザっぽくなってきました。
⑤髷を着ける
つーけまつーけま付け髷つけー♪
亀田先生、いや総司、お願いします!
まずは髷を着けるための土台を輪ゴムで作ります。
そして、
パイルダー、オン!
カツラに使うパッチンと留めるパーツが髷に二ヵ所着けてあり、それを先程の土台に装着します。
髷の根元部分を地毛で隠し、角度や見え具合いを確認し、首を振ってぐらつかなければOK!
⑥着物を着る
亀ちゃんのお友達が仕立ててくれた白い着物を着、白足袋を履いて信長完成!
ご満悦。
完成に近づくにつれ、否応なしにテンションが上がる織田信長なのでした。
信長公記、次回でラストかな?
続く!