エジプトから帰国 | “克”動日記

エジプトから帰国

エジプトから経由地のUAEで1泊して、10月29日正午頃に関西国際空港に到着しました。




エジプト滞在中は、Cairo近郊のGizaに8泊。



ピラミッドに来る外国人観光客の多くは、団体ツアーの大型バスで訪れ、見るべきものを見たら大半がCairoか別の街に移動するので、Gizaに何日も滞在するというのはレアなプランだったみたいです。


メリットは、毎日ピラミッドが視界に入ること。



それ以外は、何かと厄介なことばかりでした。


歩いていると、数えきれないほど「Hello.」と声をかけられます。


「Where are you from?」と聞いてくる人も。


それはまだ分かります。


いきなり「China!」と言われることも…。


中には東洋人に対して差別的な考えを持つ人もいるかと思いますが、彼らの多くはもっと単純な思考であるように見えました。


自分たちとは全く異なる容姿をした人間を珍しがっている。


そんな感じでしょう。


実際に、子供の集団とすれ違うと手を振られることも多々ありましたし、握手も求められました。


また、若い女の子たちに一緒に写真を撮って欲しいとお願いされたりもしました。


要するに、宇宙人扱いです。


半世紀前の日本でも、外国人は同じような扱いを受けていたのでは?


地元の人に「昔は日本人が大勢来たのに、どうして最近は来ないんだ?」と聞かれたりもしました。


「円安だし日本人は貧しくなった」とありのままを伝えておきました。


もっとも、エジプトも同じように通貨安に苦しんでいますが…。


観光地としてのポテンシャルは、世界的にも上位かと思いますが、また行きたいかと聞かれれば、返答に困ります。


やたら話しかけてくるウザい人たちの存在が、多くのリピーターを逃す理由になっているような気がしてなりません。


それでも、一度も行ったことのない人には、是非行くべきと伝えたい。


自分も少し時間が経てば、あのクラクションの音や砂埃の香りが懐かしくなるかも…。


そんな不思議な国です。




最後におまけ。


現地のスーパーで見つけたマンゴージュース。



個人輸入したいほど気に入りました。


探せば日本でも売っているのかもしれませんが、2倍か3倍の値段になるでしょう。


以上です。