【チンニングはどちらのグリップが効く?】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。


チンニングは大まかに分けるとアンダー
グリップで行うやり方と・・・




オーバーグリップで行うやり方があり
ます





どちらが正解かといわれたら「どちらを
やっても正解です」と答えます。



というのも目的が違ってくるので、
その目的に応じて行うようにしま
しょう。


まずアンダーグリップでは、肩甲骨を
中央に引き寄せるように行いますから
僧帽筋中部や菱形筋などの関与が強く
なります。



ということは、背中の厚みを強くする
のに有効な方法といえます。

 



また上腕二頭筋を補助筋として利用
するので、力が強く回数も多くなり
やすいです。





続いてオーバーグリップでは、手を
広げた位置になることで、広背筋の
外側部を刺激することができます。




ということは、背中の幅を広げるのに
有効な方法といえるでしょう。



さて、この2種類のやり方なのですが
先ほどアンダーグリップの方が上腕
二頭筋の関与が大きくなると、説明
しました。

 



私自身こちらのグリップの方が頻度が
高いので、それはよく分かっている
つもりでした。




しかしです!




先日オーバーグリップの方で追い込んで
みたところ・・・



こちらのやり方の方が上腕二頭筋(特に
停止部)がめちゃくちゃ筋肉痛になって
しまったのです(^^;)

 



久しぶりだったというのもありますが、
それ以上に肘をしっかり伸展させる
動作を行っていたのが大きかったの
かなと思います。

 



というのもアンダーグリップでは、
肘は伸ばし切らずに次の動作を実施
するのですが、

 



オーバーグリップでは手の位置が広が
っていることから、肘を伸ばした状態
になってから次の動作を行うように
していたからです。




そうなれば、上腕二頭筋への刺激が
強くなっても納得します。。。

 



少し話が逸れましたが、チンニングの


・アンダーグリップ
・オーバーグリップ


はそれぞれの目的に応じて使い分けて
みて下さいね~




チンニングには欠かせないパワー

グリッププロ!