【減量時には鶏肉がベストですか?】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。


「減量をしている人達は、鶏むね肉
やササミなどを食べているケースが
多いのですが、鶏肉がベストなの
でしょうか?」


といった相談を受けました。


減量食の代表格といったら、鶏肉の
ようなイメージがあるのかもしれ
ません。



確かに私自身もササミなど鶏肉を
使用していることが多いです。




鶏むね肉やササミなどは低脂肪で
高タンパク質な食材なので、減量
には欠かせないのも事実です。


しかし鶏肉だけがベストという訳
ではありません。


というのも減量時には、疲労が大きく
関わります。



何せ少ない食事量な上にトレーニング
強度も上がるため、減量中とはいえ
きちんとした栄養素が必要になって
くるからです。


そこで疲労回復に必要な栄養素として
挙げられるのがビタミンB群です。


ビタミンB群は糖質やタンパク質など
の代謝を促進して、エネルギー効率を
高める役割などを持っています。


ですからビタミンB群が不足すると、
代謝機能がうまく働かなくなり、乳酸
やピルビン酸などの疲労物質が蓄積
してしまいます。



その結果、減量時には疲労が更に促進
されてしまうのです。



このような状態にはしてはいけません
よね。。。



そこでビタミンB群を多く含んでいる
ものを摂取していくわけですが、それ
には

・豚肉
・ウナギ
・豆腐
・玄米

などがあります。


そして鶏肉と織り交ぜて摂取していき
たいのが豚肉です。



豚肉は手に入れやすい食材ですし
調理も簡単ですから、減量時にも
使い勝手が良いでしょう。



更にニンニクや長ネギなどを入れ
れば、同時に「アリシン」という
栄養素も摂取できます。



アリシンはビタミンB1の吸収を促進
するので、疲労回復に関与してくれ
ます。



とはいえ、豚肉も何でも良い訳では
ありません。


減量時にバラ肉やカルビなど脂肪が
多い部位は避け、ロース肉の脂肪分
が少ない部位を選びましょう。


このように鶏肉だけでなく、豚肉も
織り交ぜて摂取していけば、疲労の
度合いも変化してくるはずです。


また鶏肉ばかり食べていると、個人的
に何だか力が入りにくくなるんです
よね(^^;)



減量時には、脂肪分の少ない豚肉も
食べて、ハードに肉体を仕上げて
いって下さいね~




<参考文献>
栄養の基本がわかる図解事典(成美堂)
栄養がわかる体によく効く食材事典(学研)