皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。
「オフに入ったので増量しようと
思っているのですが、どれくらい
体重を増やしたらよいですか？」
といった相談を受けました。
コンテストの予定が全て終了すると
ようやく減量から解放されて、食事
をたくさん食べれることが何よりの
幸せに感じますよね～
そして次のシーズンに向けて増量期
に入る方も多いのではないでしょう
か？
そこでバルクアップのために食事量を
増やして、体重を増やすことが必要と
なってきますが、ここでどれくらい
増量させたらよいかが問題となって
きます。
ただその前に重要なこと（確認すべき
こと）があります。
それはその人の減量幅がどれくらい
かということです。
例えば70㎏にエントリーしている選手
の減量幅が10㎏だとしたら、オフ期は
80㎏になりますよね。
では80㎏で減量をした時にそのシー
ズンの仕上がりはどうだったか、思い
浮かべてみましょう。
筋肉量があまり増えていなかった
と感じたのならば、もう少し体重
を増やして試す選択も出てくると
思います。
反対に仕上がりが67㎏くらいだった
のならば、オフ期の体重はもう少し
低くても良いでしょう。
欲をいうならば、階級を65㎏級
に変更することも視野に入れた
方が良いかもしれません。
ですからシーズンの仕上がり具合に
よって、その増量幅を増減させること
が必要になってきます。
「昨シーズンでは仕上がりが甘かった」
というのなら「今シーズンは減量幅を
少なく設定する」のように微調整を
繰り返していきます。
このような微調整を繰り返してくると
自分の中での経験値で、オフ期にどれ
くらい体重を増やすとベストなのかが
見えてきます。
これは私自身も経験で培ったものが
大きいです。
ある時期は体重を12㎏くらい増や
して増量してみましたが、筋肉量が
そこまで増えなかったこともありま
したし、逆にオフ期に5㎏くらいしか
増やさなかったのに筋肉量が
増えていたこともありました。
これはその時の減量メニューよって
変わってくることかもしれませんが、
「〇㎏増やせばOK」ということは
ないということです。
そうとはいってもやはりバルクアップ
を図るには、体重の増加は必須となり
ます。
そこで普段から体組成測定を頻繁
に行って、筋肉量と脂肪量の変化
を細かくチェックすることが大切
です。
例えば体重が増えていても筋肉量は
変わらず、体脂肪率が上昇している
のであれば、それ以降は増量したと
しても、ただ脂肪が増加してしまっ
ているだけの可能性が高くなるから
です。
さて。。。
コンテストの歴が浅い場合は、大幅に
増量させたり少しだけ増量させたり、
様々な方法を試してみましょう。
経験を積んでくることで、自分なりの
ベストな増量幅というのが見えてくる
はずですから。
肉体は日々、自身の身体で実験ある
のみですよ～