ツーリングしていると道に迷ったり、ルート選びに失敗したりで時間を無駄にするのは避けたいですよね。
最近ではツーリングする上で便利なスマホアプリが多数登場し、私たちのツーリングを強力にサポートしてくれます。
今回は、私が実際にインストールして使ってみた主要なバイクツーリングアプリ、「Google Maps」「Yahoo!カーナビ」「ツーリングサポーター」「MOTTO GO」の4つを比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを皆さんにお届けしたいと思います。
どのアプリを選べばいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
スマホを安全に使うための交通ルール注意事項
便利なスマホアプリですが、バイク運転中に使用する際には、交通ルールとマナーを必ず守りましょう。
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「ながら運転」は厳禁!
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道路交通法により、運転中にスマートフォンや携帯電話を手に持って通話したり、画面を注視したりする行為は禁止されています。違反すると罰則の対象となります。
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ナビアプリを使用する場合も、走行中に画面を操作したり、地図をじっと見たりする行為は「ながら運転」に該当する可能性があります。
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停車して操作する
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ルート変更や情報の確認など、スマホを操作する必要がある場合は、必ず安全な場所に停車してから行いましょう。路肩やコンビニの駐車場など、他の交通の妨げにならない場所を選びましょう。
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イヤホンの使用は注意
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都道府県によっては、運転中のイヤホンの使用を制限している場合があります。例えば、東京都では「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用するなど安全な運転に必要な音又は声が聞こえないような状態」が禁止されています。お住まいの地域や走行する地域の交通ルールを確認しましょう。周囲の音が聞こえにくくなり、危険を察知するのが遅れる可能性もあります。両耳ではなく片耳にする、音量を抑えるなどの配慮が必要です。
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バッテリー切れ対策
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ナビアプリはバッテリー消費が大きいため、長時間のツーリングではモバイルバッテリーやバイクからの給電など、充電対策を必ず行いましょう。バッテリー切れで道に迷う事態は避けたいものです。
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バイクツーリングは、安全第一です。便利なアプリを上手に活用しつつ、常に交通ルールを守り、周囲の状況に注意を払い、安全運転を心がけましょう。
Google Maps:言わずと知れた定番アプリ
もはや説明不要の定番マップアプリ、Google Maps。バイクの専門ではありませんが経路から車を選択してルートを検索できます。
メリット
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無料で利用可能: 全ての機能が無料で利用できるのは最大の魅力です。
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圧倒的な情報量と網羅性: 周辺の飲食店、ガソリンスタンド、コンビニなどのPOI(Point of Interest)情報が豊富。急な休憩や給油にも困りません。
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リアルタイム交通情報: 渋滞情報や工事規制など、リアルタイムの交通情報が常に更新されるため、スムーズなルート選択が可能です。
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ストリートビューで事前確認: 通過する道の様子を事前にストリートビューで確認できるため、初めての道でも安心して走行できます。
デメリット
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バイク専用モードではない: 基本的に自動車向けに最適化されているため、バイク特有の「二段階右折」や「原付通行禁止」といった規制を考慮したルート案内は期待できません。場合によっては遠回りになったり、規制区間に進入してしまう可能性も。
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ツーリングに特化した機能は少ない: 走行ログの記録やグループツーリング機能など、ツーリングに特化した機能は持ち合わせていません。
こんなライダーにおすすめ
「まずは手軽に地図アプリを使いたい」「日常使いも兼ねたい」「周辺情報を重視したい」という方。
Yahoo!カーナビ:高機能な無料カーナビアプリ
Yahoo! Japanが提供する本格的なカーナビアプリ、Yahoo!カーナビ。Google Mapsと同様に無料で使用できます。
メリット
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無料とは思えない高機能: リアルタイム渋滞情報、オービス情報、駐車場の満空情報など、有料カーナビに匹敵する充実した機能を無料で利用できます。
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音声案内が親切: 交差点の拡大表示や方面看板の表示など、視覚的に分かりやすい案内と、的確な音声案内で、初めての道でも安心して走行できます。
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高速道路の案内が分かりやすい: インターチェンジの分岐など、複雑な高速道路の案内も非常に分かりやすいのが特徴です。
デメリット
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Google Mapsと同様にバイク専用モードはない: 基本は自動車向けなので、Google Mapsと同様にバイク特有の交通規制を考慮したルート案内は苦手です。
こんなライダーにおすすめ
「とにかく無料かつ高機能なナビを使いたい」「音声案内や表示の分かりやすさを重視したい」という方。
ツーリングサポーター:バイク乗り御用達の定番ナビアプリ
ナビタイムジャパンが提供する「ツーリングサポーター」。バイクツーリングのために作られたアプリと言っても過言ではないほどバイクツーリングに特化したアプリとなります。
メリット
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バイクに最適化されたルート検索: 二輪車専用の通行規制や推奨ルートなどを考慮したルート検索が可能です。有料道路のETC料金もバイク料金で表示されます。
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細かな設定が可能: 「有料道路を優先」「一般道を優先」「景観優先」「ワインディング優先」など、ツーリングの目的に合わせて細かくルート設定ができます。これがツーリングサポーター最大の魅力と言えるでしょう。
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ツーリングスポット情報: おすすめのツーリングスポット情報が充実しており、次の目的地探しにも役立ちます。
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走行ログ機能: 走行ルートや距離、時間などを記録できるログ機能があり、ツーリングの振り返りや共有に便利です。
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オフラインマップ対応(プレミアムコース): 電波の届きにくい山間部でも安心して利用できます。(プレミアムコースの機能)
デメリット
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基本は月額有料: 高度なルート検索機能やオフラインマップなどは、月額料金が必要なプレミアムコースでの提供となります。
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操作に慣れが必要: 多機能ゆえに、初めて利用する際は少し操作に戸惑うかもしれません。
こんなライダーにおすすめ
「バイクに特化したルート案内が欲しい」「ツーリングの目的や気分に合わせてルートを選びたい」「ツーリングスポットや駐車場情報を活用したい」という、本格的なツーリングを楽しみたい方。
MOTTO GO:新進気鋭のツーリング特化型アプリ
比較的新しいアプリですが、ライダーの間で注目度が高まっているのが「MOTTO GO」。バイクツーリングの「楽しさ」にフォーカスしたユニークな機能が特徴です。
メリット
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ツーリングログの共有と交流: 走行ログをSNSのように公開・共有できる機能があり、他のライダーのツーリングログを参考にしたり、自分のツーリングをアピールしたりできます。
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フォト機能が充実: 走行中に撮影した写真を簡単にログと紐付けられる機能があり、思い出を記録するのに便利です。
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独自のツーリングスポット情報: 他のライダーが登録した「おすすめスポット」など、一般的な観光ガイドには載っていないような魅力的なスポットを発見できる可能性があります。
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ルートプランニング機能: 立ち寄りポイントを複数設定して、自分だけのオリジナルルートを作成しやすい設計になっています。
デメリット
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ナビ機能はシンプル: 他のナビアプリに比べると、詳細な音声案内や交通情報などのナビ機能はシンプルです。基本的なルート案内はできますが、本格的なカーナビとしての機能は期待しない方が良いでしょう。
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アプリの安定性: 比較的新しいアプリのため、今後のアップデートで機能改善や安定性の向上が期待されます。
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ユーザー数がまだ少ない: ツーリングサポーターなどに比べるとユーザー数が少ないため、共有されるログやスポット情報の絶対数はまだ多くありません。
こんなライダーにおすすめ
「ツーリングの思い出を記録・共有したい」「他のライダーと交流したい」「自分だけのオリジナルルートを探索したい」という、ソーシャル機能や記録に重きを置く方。
アプリの比較
| アプリ名 | 無料/有料 | Android版 | iOS版 | 主な特徴 | こんなライダーにおすすめ |
| Google Maps | 無料 | Google Play | App Store | 圧倒的な情報量、リアルタイム交通情報 | 手軽に地図アプリを使いたい、日常使いも兼ねたい、周辺情報を重視したい |
| Yahoo!カーナビ | 無料 | Google Play | App Store | 高機能なカーナビ、分かりやすい音声案内 | 無料かつ高機能なナビを使いたい、音声案内や表示の分かりやすさを重視したい |
| ツーリングサポーター | 一部有料 | Google Play | App Store | バイク特化のルート検索、豊富な設定、駐車場情報 | バイクに特化したナビが欲しい、目的や気分でルートを選びたい、本格的なツーリングを楽しみたい |
| MOTTO GO | 無料 | Google Play | App Store | 走行ログ共有、フォト機能、交流性 | ツーリングの思い出を記録・共有したい、他のライダーと交流したい、オリジナルルート探索 |
普段使いやちょっとしたお出かけには「Google Maps」や「Yahoo!カーナビ」が便利です。本格的なツーリングで複雑なルートを走る際や、景観を楽しみたい場合は「ツーリングサポーター」がおすすめです。そして「MOTTO GO」はシンプルなUIであり優良ながら月額400円、年間4000円、3日間250円の3種類(2025年7月時点)と比較的やすく抑えられます。
私のおすすめは、「ツーリングサポーター」をメインに、補助的に「Yahoo!カーナビ」や「MOTTO GO」を活用するスタイルです。電波状況が悪い場所も考慮すると、オフラインマップが利用できるツーリングサポーターのプレミアムコースは非常に心強い存在です。
複数のアプリを組み合わせることで、それぞれのアプリの弱点を補い合い、より快適で充実したバイクツーリングを楽しめるはずです。
ぜひ、皆さんのツーリングスタイルや目的に合わせて、最適なアプリを見つけてみてくださいね!
それでは、安全で楽しいバイクライフを!
