ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

ちょっといい話の回覧板


【短所を指摘するのは愚か者のすること】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…


《どんな愚か者でも、他人の短所を指摘できる。 そして、たいていの愚か者が、それをやりたがる。》 (ベンジャミン・フランクリン)

他の人の短所は目につきますから、誰でも それを指摘することはできます。

でも、それが本当であっても、言ってはいけないことも あるわけです。

それを言葉にして言い、相手を傷つけてしまうのは、愚か者のやることだとアメリカ合衆国建国の父ベンジャミン・フランクリンは言っています。

私は大学のある授業で、学生全員に短い小説を書いてもらったことがあります。

その時にみんなが嫌がったのは、自分の書いたものが下手すぎて、意見をいろいろ言われることでした。

そこで、全員がコメントをする時に“絶対に短所を指摘しない。長所をほめる”というルールをつくりました。

するとみんな機嫌がよくなり、その結果、また小説を書いてみたいとなりました。

他人の短所を指摘するのは愚か者のすることです。

ウッと自分の喉から出かかった時は、「危ない、愚か者になってしまう」と思い直すのがいいと思います。

『定義』筑摩書房




人は、自分にパワーがないとき、気力が落ちているときに、他人の短所が気になる。

元気なときや、楽しいとき、大笑いしているときには、他人の欠点は気にならないものだ。

また、どうしても気が合わない、嫌なところが目につくという人がいたら、自分にも同じような嫌なところがあるかもしれない。


舩井幸雄氏は、「短所」と「長所」についてこう語る。

『ツキを呼び込むためには、伸びているもの、すぐれたもの、得意なもの、自信のあるもの…このような他と比べて優越した点をさらに伸長させていく方法が有効で、このやり方を、私は「長所伸展法」と呼んでいます。

その際、自分が不得手なこと、うまくできないことは触らないようにします。

そのようにすると、不思議と短所や欠点もいつのまにか消えていくものです。』(法則/サンマーク出版)より


ホンダの創業者、本田宗一郎は「得手(えて)に帆をあげる」と言った。

得手という得意な分野や技を発揮できるチャンスがきたとき、ここぞとばかりその波にのること。

そして、その追い風に帆をあげる。

それが、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)。

短所を治そうとしても、長所は伸びることはない。

長所を伸ばすからこそ、短所は消えてなくなるのだ。

同様に、他人に対しても、長所をほめること。

短所は絶対に指摘してはいけない。

「短所を指摘するのは愚か者のすること」という言葉を胸に刻みましょう。

 

 

 

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

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