ちょっといい話の回覧板
【人間関係が、あなたを幸せにも、不幸にもする】
メルマガ「人の心に灯をともす」より
本田健氏の心に響く言葉より…
あなたは普段、どのような人に囲まれて生活しているでしょうか?
頻繁に電話をかけたり、一緒にご飯を食べたり、仕事をする人たちの顔を思い浮かべてみてください。
彼らのことを考えたとき、どんな気持ちになりますか?
あなたがイメージした人は、父親や母親、兄弟姉妹かもしれませんし、パートナーや友人、会社の上司や同僚、お客さんかもしれません。
その人に対して、100%受け止めてもらっていると感じたでしょうか。
また、彼らのことを考えただけで、幸せな気持ちになったり、心が満たされたりするで しょうか?
何も感じないかもしれません。
その場合は、無感覚になっています。
あるいは、わかり合えないイライラや悲しさを感じたり、相手に対して腹立たしい気持ちになりますか?
世の中には、お互いを尊重して、深い信頼と愛情で結ばれている関係を持っている人もたくさんいます。
そんな愛のある関係が築けている人もいると聞いたら、あなたはどう感じますか。
体調を崩したり、仕事がうまくいかないとき、電話一本ですぐに会いに来てくれたり、 一緒にいてくれる人。
ときには、慰め、励ましてくれる人がいるでしょうか?
もし、深いつながりを感じる人たちに囲まれているなら、それだけでも、幸せを感じられるでしょう。
人とつながっている感覚があるとき、私たちは安心感を持つようになります。
なぜ、このような話をしたのかというと、あなたの今の人間関係が、直接、間接を問わずあなたの幸せ度を決めているからです。
米イリノイ大学名誉教授のエド・ディーナー博士の研究によると、幸福度が高い人たち は例外なく、助け合える家族や友人などに囲まれていたといいます。
逆に、助け合える家族や友人などに恵まれていない人たちは、社会的に成功していても、あまり幸せを感じていないそうです。
このような研究は、世界中で行なわれていて、いずれも似たような結果が得られています。
つまり、社会的な成功を追い求めて、それらを手に入れたとしても、幸せになれるかどうかは別の話だといえます。
社会的な成功が、友人や家族を遠ざけることだってあるのです。 また、ビジネスの殺伐としたエネルギーが、自分や周りを傷つけることもよくあります。
自分自身の成功を考えることも大事ですが、周りとの調和や長期的な信頼関係を築かなけ れば、その成功も長続きしないかもしれません。
このあたりのバランスは、失ってはじめて気づく健康と似ています。
人間関係を一番大切にするぐらいの気持ちでいないと、どうしても他のことを優先してしまう人は多いでしょう。
幸せで笑顔があふれる人生を生きたいのなら、今の人間関係を大切にしましょう。
『不安な時代をどう生きるか』大和書房
温かな人間関係の基本には「愛語」がある。
小林正観さんは「愛語」についてこう語っている。
『「愛語(あいご)」という言葉は、良寛和尚(りょうかんおしょう)が好んで使っていたと言われています。
良寛和尚の「愛語の心」とは、こういうものだと聞きました。
「自分は貧しいひとりの修行僧なので、人に与えるもの、あげるものが何もない。
だからせめて、心をあたたかくするような、心を安らげるような『言葉』をあげたい。
それならいくらでもあげることができるから」
良寛和尚は、自分の口から出てくる言葉を「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりに満ちた言葉」にしたいと思っていたようです。
日本の神道には「言霊(ことだま)」という概念があります。
「言葉には神が宿っている」という考え方ですが、私たちは、普段、使っている言葉のひとつ一つに、相手に大きな影響を与える力(神)が宿っていることを忘れていたのかもしれません。』(ありがとうの魔法/ダイヤモンド社)より
「愛」の反対は「憎」。
だから、愛語の反対は憎語かもしれない。
憎しみがあって、トゲがあって、不愉快にさせ、心を冷たくする言葉だ。
もし、自分のまわりが「愛語」ではなく「憎語」が飛び交っていたら、その状態を「不幸」という。
どんなにお金があろうと、豪華な家や車があって、表面的には立派な家族であったとしても、だ。
人間関係が良いかどうかは、この「愛語」のあるなしにかかっている。
家族や友人、会社の中に、思いやりや、気遣い、感謝にあふれた、温かな「愛語」があるかどうか。
昨今、マスコミやYouTubeで炎上する案件が多いが、それは、この愛語がないからだ。
あたたかくて、やさしくて、おもいやりに満ちた言葉、「愛語」の実践をして…
温かな人間関係を築ける人で。
■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。
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