◇ ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

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【正月の正の字の意味】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

相田みつを氏の心に響く言葉より…


正月の《正》という字ね、字引で引くとすると「何ヘン」で引くと思いますか?

やさしい字だから改まって引いたことがないかな?

昔の漢和辞典ではね、「止」というヘンで引くんですよ。


《正》というのはね、「一に止まる」ということです。

「一を守る」それが正。


それでは一とは何でしょう?

一とは原点、一とは自分、一とはこのわたしです。


自分が人間としての原点に止まる、それが正。

自分が人間としての原点を守る、それが正。

自分が自分の原点に立ち帰る、それが正です。


そして、自分が自分の原点に立ち帰る月、それが正月です。

つまり、自分が自分になる月、それが正月。

自分が自分になるということは、人間としての、本来の自分になること。


それでは本来の自分とは何か?

「そんとく」「勝ち負け」お金の「有る無し」等と比べることをやめた自分、それが本来の自分です。


子供のことで言うならば柿の落ち葉をみて「わァ、キレイ!」と感動し、その落葉を大事に拾ってきた子供の心、それが子供本来の心です。

感動することにお金は一銭もかかりません。

感動にそんとくはありません。

そんとくを離れた人間本来の自分に立ち帰る月、それが正月です。

ふだんの私達の現実生活は、いつも「そんとく」「勝ち負け」という「比べっこ」にふり廻されているから、一年に一ぺん、そういう世間的な「比べっこ」をやめて本来の自分に帰ろうというのが正月です。


正月になると、寺によっては、「修正会(しゅしょうえ)という行事をします。

「修正する会」と書きます。

何を修正するのでしょう?


昨年やってきたことのあやまち、失敗を反省し、同じことをくり返さないように、自分の原点に立ち帰って、自分の生き方の軌道修正をするんですね。

そして、自分のことばかりではなくて、世の中の平安や世界の人々の幸せを祈願するわけです。

つまり、正月とは、「そんとく」で歪められた自分の軌道修正をする月ともいえます。


『一生感動 一生青春』文化出版局

 

 

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

 

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