＃１９０　抗がん剤治療中ですが、お通夜でした。「乳癌日記」

抗がん剤治療　３クール目。

父親の通夜でした。
享年６５歳。
心不全です。

心不全と言えば聞こえはいいけれど、人工透析が始まったあと、具合が悪くなって半年入院してて心臓が普通の人の２０％しか動いてない状態で、おとなしく寝ててくれればいいのに、その日も衣替えをしに家に戻り（意味がわからない）、病院に戻ったと思ったらカレーを食べて熱い風呂に入って倒れたらしいです。
なにその、普通の人みたいな生活っぷり。
だから、家に帰るなと。病院で寝てろと。熱い風呂には入るなと。
人の言うことなんかひとつも聞きゃしないで、自由にやりたいようにやった上で死んでます。

いろいろありましたが、セクトさんという葬儀屋さんに頼んだところ、とてもいいお通夜になりました。
無宗教葬で父親の好きな歌手のCDを延々と流す予定でしたが、田舎のおばさんが浄土真宗のお経を録音してきたからと、ちょっと流したりしました。
そういうのを柔軟にやってくれるところでよかったです。

体調はまぁまぁ。
昼間はさすがに動けなかったので遺品整理には参加せずに寝てましたが、そのおかげでお通夜は普通に動けました。
帰りはちょっと疲れたけどね。

そんな感じです。
今日はもう寝ます。

柩の中のお父さんは、本当に寝てるみたいでした。
明日には起きてるんじゃないかなぁ。