提示された臨床試験の内容はこんな感じでした。
もともとの予定は、「アンスラ系→タキサン系」の順に抗がん剤を投与する予定だったのですが、それを、「タキサン系→アンスラ系」の順にしたいということで。
・・・？
別に逆にするくらいは・・・というか、今まで逆にはやってなかったんですか？
「このアンスラ系→タキサン系が今までのセオリーでデータがたくさんあるんですが、逆はデータがあまりないんです。」
はぁ・・・。
「で、この順番にするにあたり、タキサン系を投与するときに、アブラキサンも一緒に投与します。」
はぁ・・・。
「これは、輸血由来のものなので、未知のウィルスなどがいる可能性もあります。
その辺を了承していただかないといけないのですが。」
それは全然気にしないけど・・・。
で、このアブラキサンというのが凄いらしくて、これから詳しい資料を読むのだけど、
抗がん剤を細胞に届きやすくしてくれるらしいです。
ふうん・・・・そかー。
受けるか受けないかは、私が決めていいみたいです。
さて、どうするかな。
つづく
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