本日の案件は、福祉案件の中でもちょいとヘビーな内容でした💔
福祉の便利屋になりましたが、前職は社会福祉士&精神保健福祉士のワーカーでした。
障がい者手帳をお持ちの当事者の方と、その方の相談支援専門員さんからのご相談で、判断能力の乏しい障がい者の方に携帯電話会社の営業があれもこれもどんどん契約を進めてきて、すべて鵜呑みに契約をさせられてしまい巨額な請求や必要ないオプションをつけられ、その割賦を毎月高額請求され、払えなくなりほぼ自己破産なケースの携帯解約、およびその後の契約的な後始末的な案件でした。
最新のスマートフォンが今日なら安く買えるよ、オプションつけると動画が見放題だよ、アクセサリーもみんな買ってるよ、定額の動画サービスやサイトが安くなる契約があるよ、ついでにWi-Fiの端末も無料であげるよ、支払いはまとめてだから大丈夫だよ‼️
知的障がいや精神障がいを抱えている方は上記のことを鵜呑みにしたり、理解できずにはいと答えてしまう方、実はたくさんいらっしゃいます。
自分でなかなか判断出来ない方は、あとから高額請求やトラブルを抱え相談に来られる方が後を絶ちません💔
携帯会社の方も、契約を取るのが仕事ですが、あからさまなハンディをもっている障がい者手帳を所持している方の契約は慎重にやっていただきたいものです。
理解できずに、次々に契約してしまうのが全員とは言いませんが、療育や知的、精神を抱えている方に多いということを踏まえ、お仕事してほしいものです、、、。
今日のケースは、なんとか回線自体は解約出来たものの、高額端末スマートフォンの残積が10万近くあり、それが払えず、どうしようか、、、との案件。
いろいろ考え、ご本人の経済的負担が少しでも軽くなる、わたくしが持っているスマホの知識で対応。
判断能力が乏しい方の契約は、成年後見制度や、地域福祉権利擁護事業等の専門家が入るのが望ましく、不当な契約行為は分かった時点で破棄できる仕組みでないと本当はいけないですね💔
※一点補足しておきますが、携帯ショップ店員さんのスマホ契約内容は間違ってはいない、適正なプラン内容ではありました。
問題は過剰なオプションや障がい者手帳所持の方の判断能力を身損ねている(←大抵はわかるようでわからないことが多いと思います=カモ?!)ことへの支払い能力も含めた見極めが乏しかったことが問題です👍