舞台稽古が始まった克樹です。実は11月の真ん中に舞台に出る事が決まりました、演技は素人以下なので三線の演奏です!
というわけで興味がある方は是非見に来て下さい、今までこんなにも大人数で作品を作るという経験は無かったもので、ワクワクもしつつセリフもあるから絶対失敗出来ないぞという不安でいっぱいです。特に初日は生まれたての小鹿のようにプルプル震えてる私を見る事が出来るので是非!
実は水面下でマンドリンの備品も絶賛制作しておりまして、遂に第一弾が完成しました!
マンドリンとマンドラ用の加工用ブリッジです!
ご購入はこちらから
ヤフオクやメルカリで買ったマンドリンの1番のトラブルは弦高が高すぎて楽器として終わってるか、ブリッジを紛失してる2つのパターンが殆ど。また付属のブリッジが低すぎたり破損してるケースも多く中々に厄介です。
以前は鈴木バイオリンから販売されてたんですが、どうやら現在はマンドリン属の楽器自体の事業を全て廃止しちゃったっぽいです。
過去に買ったマンドリンでも二回くらいブリッジを紛失してたり破損してたので、僕以外の多くの方もこの問題に頭を抱えた事があるのではないでしょうか?そこで思い切って販売に踏み切りました!
マンドリン属専門の職人に製造委託してるのでかなり綺麗に揃っています
マンドラにそのまま乗せるとこんな感じ
マンドリンだとこんな感じ
エボニーと牛骨の1番良質な芯材を使っており
加工しやすいように敢えてオクターブチューニングの為の傾斜を設けておりません。
メリット
コードで弾いた際に音に厚みがあり
ダイナミックなサウンドになります。
デメリット
オクターブピッチが完璧には合わない為
和音が多少濁る感じがあります。
とはいえ正しくセッティングすれば耳が良い方でない限り認識するのは難しいので、モノは試しというか経験値を積むという意味でも一度トライするのも悪くないと思います。
因みにマンドリン属を中心にリペアしている工房にブリッジ制作をお願いすると最低でも2万円以上掛かります。実はこのブリッジは基本的に修理の際に全て手作りしてる為、職人的にはめちゃくちゃな労力と時間を要するらしく、金額的にも出来れば引き受けたくない仕事なんだとか。
他の中古のマンドリンから流用しても高さやボディのカーブと合わない事が多く、多少手間ではありますが自前で削るのが1番コスパは良いです。
ブリッジを削る際のポイント
底面のエボニー部分を削る際は大まかに真っ直ぐ削って、最終的にはマンドリンのボディのアーチに合わせます。ブリッジの両端がボディから浮き上がる場合はアーチの角度が足りないので、ブリッジの中心を削って下さい。
適切な弦高はフレット付近で1mm 12フレット付近で3mm未満と言われておりますので少しずつ削って確認する事をおすすめします
マンドリンのグレードアップパーツや素敵なサービスをこれからどんどん開発していくのでご期待下さい♪