望月貴文さんは私のお弟子さんのご親戚さんで、以前、杵勝会の家紋 を作って頂きました。
今回初めてお目にかかれるのを楽しみに伺いました。
表参道の隠れ家のような一室に飾られた作品の数々。
木の色々な色を使って一つの絵になっています。
ヨーロッパでの木製象嵌の歴史や家具のお話し、象嵌の作り方など、興味深いお話しを沢山伺いました。
ぼかしたり、真鍮を使ったり、平面だけではなく靴型の中に描いたり、と、色々な技術が見られました。
数百年前の家具や使われた釘一つも手作りの味わい深い素敵なもの。そこに望月さんの象嵌アートとの数百の時を経ての合作も、素晴らしかったです。
日本も海外も古き良き物は同じ、今も昔も同じ、なんというか時や国を超えて話をしているような感じの素敵な時間を過ごす事ができました。
共感できることが沢山あり刺激になりました。
作品の可能性はまだまだ着きない、誰も作ったことのない物も望月さんは、これから色々作ってくれそうです。
また来年の新しい素敵な作品が楽しみです。
イニシャルや真鍮入りの何かオリジナルをいつか作っていただけるよう頑張りたいと思います。
可愛らしい奥様はイタリアで活躍中のソプラノ歌手でいらっしゃいます。
イタリアを拠点にお二人、それぞれに大活躍中の
世界に誇れる素敵なご夫妻ですね!
楽しい時間でした。ありがとうございました。
稽古場にて。