正解は、馬刺しです。

 

皆さま、今晩は。

馬刺し王国熊本出身

コピーライターのふじやんです。

 

今では、東京の居酒屋メニューでも、

よく見かけるようになった馬刺し。

 

しかしながら熊本直送と書いてあっても、

全てカナダ生まれの馬肉です。

 

現地で解体された馬肉を輸入するケースと、

仔馬を輸入して熊本で育てるケースがあります。

後者は、カナダ産国内肥育と言います。

 

実は、熊本生まれ熊本育ちの

肥後もっこすな純国産の馬肉は、

ほぼ流通してないんですよね。

 

青森、福島、長野など、

他の馬肉食文化のある地域でも同じです。

 

で、ここからが、本題なのですが、

なぜカナダか分かりますでしょうか?

細かく言うと、カナダのケベック州です。

 

答えは、ケベック州が、

フランスの植民地だったから。

 

で、なんで元フランスの植民地だったら、

食用の馬を生産するのかと言うと、

フランスにも馬肉食文化があるから。

 

外資系広告代理店勤務時代、

同僚のフランス人の女性に聞いた時は、

ちょっと驚いたものです。

 

今は知らへんけど、

うちが子どもの頃はな、

お肉屋さんで、

普通に馬肉を売ってたで。

 

と、英語で教えてくれたんですよね。

ちなみに実家が超大金持ちの方でした。

貴族の家柄的な。

 

そんな事を思い出しながら、

熊本(菅乃屋)から取り寄せた馬刺しを

大分県中津市耶馬溪産の柚子胡椒で

いただいた次第です。

 

ちなみに私、元大分県中津市民でもあります。

からあげの聖地ね。

 

赤身とコウネ(別名たてがみ)

※コウネはたてがみの下の脂肪です。

 

霜降りと赤身

 

本場熊本における馬刺しの薬味は、

おろし生姜かおろしニンニクですが、

僕は、柚子胡椒で食べるのが好きです。

 

この中津市耶馬溪産の柚子胡椒は、

戸越銀座商店街にある都内屈指の超人気店、

中津からあげ渓 戸越銀座本店で、

購入したものです。

経営者が耶馬溪出身の方。

https://www.karaage-kei.com/

 

馬刺しに付属していた専用たれ

 

専用たれも大分県のメーカー製造でした。

※臼杵市富士甚醤油株式会社

 

馬刺しに合わせたのは、

熊本県人吉市の高橋酒造が造る、

球磨焼酎 白岳 しろ

 

故郷のソールフード、堪能いたしました。

カナダからやってきてくれて、ありがとう。

命をご馳走さまでした。

 

阿蘇と耶馬溪とカナダの風景が目に浮かぶ。

カナダは、行ったことないけどw