表現者クライテリオン❸2025 part2 | ウインのワクワク「LIFE」

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            琴線に触れるものを探して

 

本書より】

 

マルクスの亡霊たち 日本人の「一神教」理解の問題点⑧

シオニズム運動とイスラエル国家の建設は~オスマン帝国時代には、多種な人種や宗教が共存していたパレスチナ、エルサレムの地を、ユダヤ人が自らの土地と称して獲得所有しようとし、そのためにアラブ人を駆逐して所有しようとし、そのためにアラブ人を駆逐し多くの難民を生じさせ、以来深刻な民族対立の現実をもたらした……。

 

 

第④回医師が自ら信頼関係を築く医療は本当にコストが高いのか?

森田洋一

高齢になるにつれて人間は、徐々に一つ一つの疾患を得ることになるのだが、それはいわゆる「老化現象」であり、その老化現象は医療では殆ど解決しない~。

 

高齢者医療の殆どがこの「基本的には治ることのない慢性期医療」の世界観なのだが、実はこの世界観の中で、「この薬を飲みなさい、何も尋ねなくてよろしい」「ありがとうございます、先生!」をやってしまうと、医療はいくらでも提供されてしまうのである。

 

老衰の過程で食事量が減ってきているだけなのに、点滴で栄養を補給するのは当たり前~人工呼吸まで……。

 

医療費を最も多く使うのは「死亡前の一年間」なのだが、そこで使われている医療費の大半は、「医療で解決できない老化現象」に使われているのである。

 

 

「農」を語る 第❸回浅はかなビジネスマインドが国土を滅ぼす 内田樹×藤井聡

当時(東日本大震災)は国民の中に復興しないといけないという気持ちが一定共有されていたわけです。ですが、それから十三年経った今は平然と、あそこは田舎だから別に全部復興しなくていいだろ、カネも無尽蔵にあるわけではないのだから、などと議論されています。

 

一億二千五百万人で人口が少ないと大騒ぎしていますが~明治四十年の日露戦争の頃は五千万人ですよ。

 

人口を首都圏に集めているのは完全にビジネスマインドですよね。つまり金儲けのためです。普通は金儲けより国家の存続を優先させるだろうという話です。

 

人として生きる基本はお金よりも前にあるわけで、それが国土であり、田園であり、伝統であり文化であるという主張をしないといけないはずですですよね。