記事より】
こどもは敬語を知らない。
使えない。
ことばを知らないのだが、根本は、相手のことを考えないからである。
相手に気づかえば、当然、失礼なことばは使えなくなる。
その前の段階として、相手に不快な気持をいだかせたくないという配慮が必要であるが、こどもにそういう感覚が自然に生ずるのは難しい。
ことばの問題にとどまらない。
自己中心的、個人主義的な生き方は、相手と衝突することを避けようとしない。
行動でも自分中心である。
絶えず、ひととぶつかる。 そしてそれが危険であるということを意識しない。
幼稚であり、こども的である。
ひとのことを考えないのは、幼稚である。
相手を大切にすれば、相手からも大切にされる。
ていねいな言葉を使えば、相手からもていねいに扱われる。
きまりきったことであるが、わからない人が少なくない。