”中台統一の主戦場は台湾立法院習近平指導部” | ウインのワクワク「LIFE」

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中台統一の主戦場は台湾立法院 中国指導部
立法院の権限強化で頼総統苦境 蔡前政権の負の遺産

 

5月20日に就任したばかりの頼清徳政権が立法院(国会に相当、定数113)で少数与党となり、「ねじれ状態」になったことで野党主導の立法院の権限強化法案が通過し、苦境に直面している。台湾が実効支配する離島・金門島の上空では6月8日、中国側がドローンを遠隔操縦して中台統一を呼びかけるビラを投下した映像がSNSで公開され、緊張が走っている。

▲少数与党・民進党の立法委員たちは野党が提出した立法院権限強化法案に猛反対し、与野党が乱闘騒ぎになった

 

1月の立法委員(国会議員)選挙で与党・民進党は過半数に及ばない51議席しか獲得できず、最大野党・国民党(52議席)と第二野党・民衆党(8議席)の主導する立法院の権限強化法案が5月28日、採択され、賛成多数で通過した。