記事より】
フィンランドがNATOに加盟することで、長大な国境線がロシアと「直接接する」状況になりました。
緩衝地帯が、またもや消滅したことになります。
翻って、東アジアにおける「中国」という脅威に対する緩衝地帯はどこなのでしょうか。台湾? 韓国?
それは「日本にとって」という話で、アメリカにとっての緩衝地帯は、わが国ですよ。アメリカにとって、中国と直接的に戦端を開くにはリスクです。
ならば? と、アメリカにとっての国益を考えたとき、代理戦争を戦ってくれる候補として、日本国ほどの適任国はない。