北海道ツアー 3日目 最終日。
そして、この日は福岡に帰る日。
だけど、
皆んなと一緒に帰らず北海道に3人だけ残り、
ある方に会う為に目的の場所へ向かった。
早起きが苦手なkatsuさんも
元気に早起きです。
❶ 北海道ツアー 1日目
「突然 舵を切る。」
❷ 北海道ツアー 2日目
「遅めの起床とスタバと記憶」
いつもの僕なら
「皆んな一緒に行こうっ!」
って言うのだろうが、
今回は色んな意味で配慮してた。
そして、何といっても
のどか の想いを知っていたので、
それが何より優先だったこともある。
随分前に
会いたいなぁとは聞いていて、
今回の旅行前に
僕の頭に無かったけど、
必然的流れで
北海道行きが決まった時
「会いたい」
と、今一度聞いたので
「行こう」
と返事をしてから
相手方に連絡を取ってくれて、
最終日のこの日に
偶然スケジュールが合って
お会い出来ることになった。
行くまでの途中は、
愉しくドライブしながら寄り道して進む。
腹ごしらえは、立ち寄った場所の
お兄さんに勧めて頂いた、
太いアスパラのベーコン巻きとジャガイモ。
これ、美味しかった。
ぜるぶの丘 ZELB HILL
0166-92-3160
目的地に到着。
丘のまち郷土学館 美宙
0166-74-6116
お伺いした方は、
理学博士 佐治晴夫先生。
佐治先生は、
茂木健一郎さんの大学時代の先生で
養老孟司さんの先輩。
自動車メーカーのホンダの
創始者 本田宗一郎の依頼で
初代SNX製作に加わられ、
家電メーカーの松下電気(パナソニック)の
創業者 松下幸之助の家電開発など
様々な企業と共に
人間の未来と可能性に力を注がれた人。
そして、
1977年にNASAから打ち上げられた
探査機ボイジャーに
ゴールデンレコードを提案された方でもある。
僕の好きな映画のひとつで、
弟子や塾生にも勧めているコンタクト。
その原作者 カールセイガンと一緒に
星を見ていたと言う話も聞いた。
伺ってすぐに
昼間の星を見せて頂けることになり、
天文館の天体望遠鏡で星を見せて頂く。
明るい空に線香花火のような
キラキラとして輝いてる星。
天体望遠鏡でも
小さくしか見えない星だったけど、
とても神秘的で綺麗だった。
星を見せて頂いた後は、
三人で先生と話をした。
88歳とは思えないほど
気持ちが豊かで愉しくて、
声は優しく暖かな印象でした。
僕の仕事を聞かれ、
人には大切なことだと
学ぶことや枠のことも話して頂く。
そのほか、
ダライラマ法王によくして頂いた話や
茂木健一郎さんや養老孟司さんとの話、
新垣結衣さん・神木隆之介さんとの対談や
樹木希林さんがファンだった話、
ポルシェや新幹線 飛行機の話など
とにかくワクワクする話を
沢山聞かせて下さった。
志希ちゃんが普段見ない僕の姿をみて、
子供みたいに愉しそうだったと
後で言ってたな(笑)
ほんと愉しくて
自然と素直に子供のように
ワクワクして聞いてたもんなぁ。
話の流れで、
突然 腕時計を外して見せて頂く。
そのオメガの時計の裏には
天文台がかたどってあり、
偶然見つけて長く使ってあるらしい。
70代の時に88歳になられたら
ピアノコンサートを開催すると
決めてあったらしく今年演奏されると聞いた。
去年はサントリー大ホールで演奏して
好評だったと教えて頂いた。
まだまだ未来を思ってある姿に、
失礼であるけど夢を描く少年を感じた。
聞いてる僕等もずっと愉しくて、
いくらでも話を聞いていたかった。
途中、のどか が
「好きです!」と突然先生に言って
「どしたっ⁉︎」って聞くと
感極まって気持ちが言葉になったらしく
皆んなで笑う。
「初めて男の人に告白したぁ。」
と自分でも驚いたようだ(笑)
最後に、
普段 名刺など出さない のどか が、
先生に名刺を渡して
「あなたは鍼灸師なの。」と言われ
先生の講義も聞ける
東洋医学 学会を勧めて頂き、
学会に入れることになって喜んでた。
帰りに僕に
「BMWのエンジンみますか?」
とおっしゃられ、
表に車をもってきてエンジンを見せて頂く。
愉しすぎて
帰りは飛行機に乗り遅れてしまったが、
別の便で無事帰ることが出来きました。
のどか はこの日が幸せ過ぎて、
飛行機の中で嬉しくて泣いていた。
想い続けた念願の夢が叶ったのだろう。
隣りの席でセッションのように
色々と今を話をした。
人には この世の中に
色んな向いてないことがある。
だけど、どんな人でも
幸せが向いてない人はいない。
どんなに自分を
ダメな奴だと思ってたとしても、
完全に幸せになって問題ないんだ。