分かり易い情報は
簡単に手に入る現代だからこそ
人はいつの間にか自然と
頭でっかちになり柔軟性を失いがち。
かといって情報弱者になり
知っていれば出来ることを
知らないのも勿体ない。
更に 様々な情報を取り入れても
多くは、記憶が上手に使われずに
曖昧ですぐに忘れてしまう。
そんな情報化社会の人々。
大事なのは得た情報を活かし
想うカタチを実現化させる力を付けること。
知識として蓄えるだけでなく
自分や人の為に活かしてこそ
真価を発揮できる。
なので情報を
使える自分にならねば実体は生まれず
使える位置まで自ら落とし込む必要もある。
言うなれば
情報とは道具のように扱って
慣れることであり
情報を使えた後に結果の価値を知ることだ。
そんなことを考えてた時
少し前に観た映画アイアンマン3で
トニースタークが
話していた会話を思い出す。
トニースタークはこの映画の主人公で
巨大軍要企業のCEO。
自らを天才と名乗る実業家と科学者で
パワードスーツを作った人物。
アイアンマン3では
CEOの席は譲っているが
のちの映画アベンジャーズでは
この地球を救う為に彼の才能と技術が
ヒーロー達に必要とされ活かされる。
俳優:ロバウト ダウニー Jr
この映画の冒頭でトニーが
女性の植物学者と会話するシーン。
「君の部屋でいいことしよう。
君の研究成果もみたいしね。」
「あのねぇ、研究成果はみせるけど
いいことはしないわよ。」
たわいもない話をしながら
部屋に移動した二人は
パソコンの画面を見て更に話を進める。
「たまげたね。理論だけかと思った。」
「今まではね。
細胞の再生を司る脳の領域にアクセスして
命令を書き換えるの。」
「画期的だよ。遺伝子のシステムを
ハッキングしたわけ。有機生命体のさ。」
「そうゆうこと。」
映画が始まって
5分も経たない冒頭の場面だが
この会話が重要なシーンへと繋がっていく。
トニースタークは
「理論だけかと思った。」という。
命のせとぎわで生きて帰る為
アイアンマンを原型から作った人物だから
実体化された現物が価値だと知る言葉だ。
人間でいうなら実体化された現物が
身で話すということだろう。
人は姿の中に溶け込むリアルがある。
そして、そのリアルが滲み出て人に伝わる。
katsu
情報は刻々と限りなく移り変わる。
だから情報は速いと言われる。
ファッションなら
今年の流行りは来年のダサいとなり
仕事なら
流行りのコンテンツやビジネスワードなど
あっと言う間に別の物へ変わる。
なので
仕事を行うも人生を豊かに進むも
軸心を育て持たねば人は右往左往してしまう。
例えるなら
知識は説明書で姿は本体。
知識のみでは
本体ではないということ。
説明書だけを買うのでなく
あくまで本体を価値とし人は物を買う。
本体が実体化された現物。
その上に現実は作られる。
溢れんばかりの情報の世界で
情報との縁も使い活かし
価値あるものへ動かして実体化する。
人と出逢い今まで生きて思うが
真の価値ある情報は価値ある生き方をした
人間の中にしか無いとも思える。
だから真の縁は大事だ。
トニースタークの
「たまげたね。理論だけかと思った。」
と言う彼の言葉の奥にあるその価値は
彼と言う人間存在なのだ。
アイアンマン3はAmazonプライムで
観れるので良かったら。
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